
「The Head」シーズン2 第1話のネタバレ内容と感想を書いています。
ついに始まった待望のシーズン2ですが、前回シーズンが世界的に好評だったため、シーズン2の制作となりました。今回もHulu Japanが参画しており、日本人俳優も出演しています。

すでにシーズン3制作の話も!
シーズン2は前回からの続きものになり、なんと主人公のマギーとマーサーの2人が引き続き登場。シーズン1を観ていないと意味不明ですので、シーズン2を視聴する前に必ずシーズン1を観ましょう。この記事にはシーズン1のネタバレが含まれています。
日本での視聴方法と配信日時
「The Head」シーズン2はすでに世界で配信されています。
日本での配信は「2023年初夏」とだけ発表されており、おそらく5月頃になると勝手に予想します。配信はシーズン1に引き続き動画配信サービスのHulu(フールー)で独占配信です。
※現在Huluではシーズン1を独占配信中
(2週間の無料トライアルで見放題)

この先はネタバレが含まれています。本作はネタバレを見てしまうとつまらないため、なるべくネタバレは見ないほうが楽しめますよ^^;
「The Head」シーズン2 第1話のネタバレ内容

「The Head」シーズン2には、南極の基地で凄惨な事件を起こした医師マギー・ミッチェルと生物学者アーサー・ワイルドが登場し、内容的にも前回シーズン1から続いています。
シーズン1のあとに起きた出来事を簡単に説明すると、、、
アーサー・ワイルドは複数人を殺害した罪でアイルランドの刑務所に無実の罪で収監されています。一方、真犯人のマギー・ミッチェルは罪に問われるどころか、アーサーにすべての罪をなすりつけて法廷で彼の犯罪を証言。
シーズン2の舞台は、南太平洋沖のもっとも近い陸地から1,680mの地点を航行中の巨大貨物船アレクサンドリア号。ここにアーサー含め研究員やその他スタッフが乗り込んでいます。
研究の成果が出て喜んだのも束の間、またしても船のなかで斬首される凄惨な事件が発生。アーサーは自らを嵌めたマギーの仕業だと確信。船が陸地へ到着するまでの4日間、次々乗組員が殺されていく恐怖に怯えながら過ごさなければならないのです…。
研究調査がうまくいく
船にはアーサー含め研究者や船長ほか船を動かす乗組員も乗船。
数週間に及ぶ航海中、研究調査は順調にいき素晴らしい成果を得られる。どうやら、アーサーが南極大陸で見つけたバクテリアによって光合成で藻類を増やせるらしい。光合成で空気中の二酸化炭素を消費し、グルコースと酸素に変えてくれるとか。それで気候変動を止められると。
アーサーはみんなの前で喜びをスピーチし、この日の夜はパーティー。
乗組員のひとりエイミーは、船の規定を破りオスカーから衛星電話を借り何者かに連絡。「成果があったこと」「戻ったら連絡する」と伝え電話を切る。
船長は研究員のひとりアレックに船はいつ陸地へ戻れるか聞くと、「まだサンプルを採取する必要があるからあと3日は必要」と言われる。
熱心な研究員コワルスキーは、パーティーを抜けてひとりで研究室へ足を運ぶ…。
翌朝、コワルスキーがいないことに気づく。彼の部屋へ行きドアを開けると、なんと首を切断されて死んでいたのだ。隣の部屋にいたアーサーが駆けつけ遺体を見ると、「彼女(マギー・ミッチェル)がここにいる」と彼女の仕業だと確信する…。
航海に出る9週間前に起きた出来事
アイルランドの刑務所に収監されているアーサー・ワイルドは、「ポラリスVI南極科学研究基地」で8人を殺した殺人の罪で再び裁判へ向かう。
彼はすべての罪で無罪を主張。事件を目撃した重要人物としてマギー・ミッチェルが証言者として出廷。彼女は証言を始め、「最初はマイルズを襲って…」と殺された様子を証言していく…。
裁判長はそれらの残酷な行為をした人物を指差すよう言い、マギーは少し離れたところに座っているアーサーを指差す。証言を終えて証言台から離れるとき、マギーはアーサーの顔をチラッと見る。アーサーは傍聴席に座っているひとりの男の顔を見る…。
夜、眠っているマギーは妹シルビアの電話で起こされる。ニュースを見ると、なんと刑務所へ移送されている最中に組織的なグループが車を襲撃、アーサーの行方がわからなくなったと。
仲間の救出により車で飛行場へやってきたアーサー。どうやら彼の娘と研究チームは船の上で準備できているそう…。
船を引き返す決断をする
コワルスキーが殺され、みんな不安で怯えている。
船のデッキでは事件の動揺から「この仕事をやるべきではなかった」と会話。会話の対象はアーサーへ。彼の殺人罪のことを不安視する声が上がるも、みんな彼は無罪だと納得して参加しただろと。彼がコワルスキーを殺す動機はない。彼は傲慢だけど人殺しではないと。
船長はアーサーに「チリ警察に連絡をとるべきだ」と主張。この船には殺人犯がおり、これは事件だと。アーサーは「彼女(マギー)が船にいるに違いない。(斬)首がわたしへのメッセージだ」と言う。しかし、この遠征について厳しい規定のもと準備され、誰も説明のつかない不審な人物はいないし、この遠征について知る者はいないという。アーサー曰く「もし彼女が船にいないのなら、誰かが彼女のために動いている。すぐ陸地へ戻ってスタッフを入れ替えたい」と取り乱す。
いまから引き返しても到着するのに4日間かかる。アーサー曰く「もしこれがマギーの仕業なら、これは始まりに過ぎない」と。
コワルスキーの殺害を疑われるマーカス
船は方向を変え陸地へ戻ることに。
船長からみんなへ「陸地へ戻り、チリ警察が捜査する」旨の話がある。
その場でひとりの男が「昨夜あった肉切り包丁が一つなくなった」と話す。乗組員がマーカスを指差し「彼を見た!」という。続けて「コワルスキーと彼は特別な友達だった」という話になり、疑われたマーカスは男を殴り喧嘩勃発。マーカスは部屋に隔離されてしまう。
マーカスは「何もしておらず、俺はまともな男だ」と話す。しかし、首に血がついているのを指摘され、「引っ掻かれただけだ」と話し疑われる…。
マギーに接触&DNA検査
アーサーは「マギーがコワルスキーの殺害に関わっている」とユートに話し、彼女がどこにいるかインターネットで捜してほしいと頼む。
娘レイチェルを探しているアーサーは、デッキにいる彼女のもとへ向かうも、振り返るとマギーの姿が。しかし、すぐに娘がきて幻想だったことがわかる…。
研究員のひとりアレック曰く「マーカスは殺しを否定してるものの、彼の首に引っ掻かれたあとがあった」と話す。死んだコワルスキーの指の爪のあいだに引き裂かれた皮膚があり、彼らは揉み合ったんだろうと。娘レイチェルの提案により、船内でDNA鑑定をすることに。そのため乗組員全員のサンプルを取ることにして1人ずつ受けていく。
アーサーはユートに進捗を確認。すると掲示板でアーサーが逮捕された日からずっとアーサーに批判的な投稿をしている「アイスガール」という名前のアカウントを見つける。アーサーはこのアカウントがマギーであると断定しユートに返信させる。
「やぁアイスガール。それともこう呼ぼうか、マギー・ミッチェル。君はチャンスがあったときに俺を殺すべきだった。それは俺にも言えることだが…」
ユート曰く、もし返信してきたら追跡でき居場所がわかると。
マーカスの自殺
乗組員のほとんどがDNAサンプルを採取し終わり、残るはマーカスだけ。
その頃、自室にいるマーカスは神に祈り「俺の責任だ… すべて俺の責任だ…」という。
レイチェルとアレックはマーカスの部屋へ迎えに行きドアを開けるも、マーカスは自殺を図っており、小窓からジャンプして首に巻いていた布で窒息死。
マーカスは無罪。第二の被害者が発生…
DNA鑑定が始まり、結果が出るまで少し時間がかかる。
鑑定をしている乗組員の男はレイチェルに「父親をなぜ嫌いなのか」聞く。彼女曰く、小さい頃に彼は近くにいなかった… 父親ではない」と。聞いていた男も自分の父親がひどい奴だったと思い出を共有。
DNA鑑定はあと1時間半はかかるようで、レイチェルは仮眠を取ることに。
ユートのPCにアイスガールから返信が。
「本当にアーサー?」
自動追跡が始まるも様子がおかしい。
続けて「追跡しようとしている?」と返信がくる。残念がるユートは「頭がいいやつだ!いまどこだ?」と聞くと、「いつも一歩先にいる。あなたはどこ?気候変動からみんなを守ってくれるの?」と返ってくる。
DNA鑑定をしている男が「レイチェル!結果が出たぞ!」というも彼女は寝たまま。PCの画面を見て「レイチェル!マーカスじゃなかったぞ!」という。
その頃、鈍器を持った男はコワルスキーのカードキーを使い研究室のドアを開ける。男は寝ているレイチェルの横を通り、DNA鑑定の結果を見ている男の背後へ立ち、振り返ったところで殴って殺すのだ…。
ユートは再度マギーから返信があり、そこには「コワルスキーに言っといて!私がハローって言ってたよって😊」と。
鈍器で殴って殺した男は、死体を始末するためデッキの上を引きずっていく…。
「The Head」シーズン2 第1話の感想

「The Head」シーズン2を視聴し終えた感想を書いていきます。
日本での配信日が遅すぎる

まず内容とは関係ありませんが、「The Head」シーズン2の日本での配信が世界から出遅れることに疑問を持っています。世界の一部の国では2022年の年末に配信スタートとなりました。シーズン2も日本のHulu Japanが制作に参画しており、日本人俳優の福士蒼汰さんもキャストとして参加しています。
にもかかわらず、なぜか日本は数ヶ月遅れの2023年初夏に配信予定。
普通、制作にも関わり俳優も参加しているのだから世界で一番最初の配信になってもおかしくありません。一体なぜ数ヶ月遅れになるのか?吹き替えが間に合わないからか?理由がイマイチわかりませんし、なんだか腑に落ちません。。。
正直、ここは世界で一番最初に配信になるグループに入れてほしかった。だって、制作にも携わっておらず、俳優も出ていない他国のほうが配信が早いなんておかしいじゃない?笑
ちなみに、日本では配信日ですが2023年5月になると予想します。物語のなかで、ユートがアイスガールとやり取りしていた日付が現2023年5月15〜16日でしたので、おそらく5月15日(月)頃の配信になるのではないかと思います。
シーズン2はシーズン1からの続きもの

物語の中身に入っていきますが、シーズン2はシーズン1からの続きものということに驚きました。シーズン1は物語としては完結し、真犯人は捕まっていませんが、あれ以上物語は続きようがありません。
シーズン2はまったく新しいものになると思いきや、事前にアーサーとマギーが再登場するという発表があり、「続きもの!?」と一瞬耳を疑ったのは私だけじゃないはず。
いざ蓋を開けてみると、一応は続きものということになります。つまり、アーサーとマギーの関係性はシーズン1からつながっています。あのあとアーサーは殺人の罪で服役し、マギーはアーサーの罪を裁判で証言するという…。
まだ1話の段階ですが、今回マギーはメインの舞台である船上にはおらず、陰で操って再びなにかをやらかす様子。要するに陰で操る黒幕的な感じです。
舞台は南太平洋沖のアレクサンドリア号。最初の殺人が起こり、陸地(チリ)へ戻るまでの4日間に起きる出来事が描かれ、おそらく陸地へ到着してからも色々描かれるはず。マギーは陸地にいるため、最終的にアーサーと決着を付けるものと思われます。

ただ、シーズン3の制作も示唆されていますから、ひょっとすると決着がつかない可能性もあり得ます!
1話での犠牲者は3人

今回の1話では3人の犠牲者が出ました。
- コワルスキー
- 自殺したマーカス
- DNA鑑定していた男
コワルスキーがなぜ殺されたのかは不明。
自殺したマーカスは無実にもかかわらず、なぜ自ら命をたったのか?死ぬ前に神に「俺の責任だ」と何度も話してましたが、自殺する理由はわからず。コワルスキーの死に関係しているのでしょうか?
3人目はDNA鑑定の結果でバレてしまうため始末したものと思われます。DNA鑑定していた男を殺したのがマギーに雇われて殺した可能性があります。鈍器を持ち、研究室に入るのにコワルスキーのキーカードを使いました。
メッセージ相手は本当にマギー?

アーサーに頼まれたユートは掲示板でマギーと思われる人物とやり取りします。しかし本当にやりとりしている人物がマギーなのかは疑問です。ただマギーの可能性大。
- 死んだコワルスキーに「よろしく」って伝えるよう言った
- 会話相手としてアーサーの名前を挙げた
- 自分を探していることを知っている
最初に始末されたコワルスキーの名前を出してきたことで、彼の死を知っている者の仕業。マギーが頼んだ人物が殺し、報告を受けた可能性大。
ただ疑問なのが、アーサーはこの遠征を秘密裏に準備してきました。一体どうやってマギーはこのアーサーの計画を知り得たのか?また、どうやって仲間を送り込めたのか?まだこの辺は見えてきません。
シーズン2はただ単にマギーによる復讐劇なのか?
個人的にはそんな単純な話ではないと思いますし、ただ単にマギーが指示して船内にいる仲間が殺しただけではないと推測します。そこまで薄い脚本ではないでしょう。
まだまだ1話ですが、全6話しかないわけで意外とあっという間。まだまだ始まったばかりですが、一体どういう展開になるのか、これはシーズン2のクライマックスは今から楽しみであります。
犯人は誰?1話を視聴しての予想

さて船内で殺人を行なっている犯人は誰なのでしょう?
1話目を視聴し終えての推測です。
個人的に怪しいのが以下の人物。
- オスカー
- アレック・カーツ
- エイミー
まずは乗務員のエイミーですが、彼女は船内の規則を無視して衛星電話を手にし、外部の者に連絡していました。成果の報告などをしていましたが、あの行動は明らかにおかしいです。
一体誰に報告していたのか?もしやマギー!?彼女がマギーのために殺しをしている?ただ、DNA鑑定していた男を殺したのは「男」だと思うのでそう考えると違う可能性大。
それからエイミーに衛星電話を貸したオスカーはもっとも怪しい。普段は彼が衛星電話を管理していますから、いつでも好きな時に外部に連絡できるわけです。それに顔もコワモテで何か裏がありそうな感じ。個人的にはもっとも怪しい人物です。
もうひとり怪しいのがアーサーともよく話すアレック・カーツ。アーサーの娘レイチェルの恋人ですね。恋人になりすまして近づく…というパターンはありがち。意外といま疑われていない奴が犯人の可能性大なので、彼も2番目に怪しいです。

いま怪しい・疑われている奴はだいたい何もないことが多いですよね^^;
シーズン1のときもそうでしたが、1話目から犯人に繋がるヒントが隠されていました。実際、シーズン1のとき、わたしは1話目でマギーが犯人だと推測しました。マギーが以前基地にいた女性に似ているという会話がありましたね。
ですので今回の1話目にも何かしらのヒントが隠されている可能性があり、もしかしたらこの衛星電話がヒントになるかもしれません。
第2話のネタバレ内容&感想は以下の記事に書いています。
まとめ

「The Head」シーズン2 第1話のネタバレ内容と感想を書きました。
内容をまとめます。
- シーズン2はシーズン1からの続きもの
- 舞台は南太平洋沖のアレクサンドリア号
- 2人が殺され1人が自殺の計3人が死亡
- 事件の背後にマギーにいるとされる
第2話の展開にも期待大です♪
「The Head」シーズン2は、2023年初夏にHulu(フールー)にて独占配信予定です。Huluでは現在シーズン1が独占配信されており登録すれば見放題。追加課金はありません。
2週間の無料トライアル中も見放題なので、シーズン1を見ていない人やもう一度復習したい人はぜひ利用してみましょう。
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