ダリル主演の『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』がついに始まりました。
本家『ウォーキング・デッド』が完結してショックを受けていたのも束の間、マギー＆ニーガン主演の『デッド・シティ』に続き、またしてもおもしろいスピンオフが公開。
今回はフランスが舞台ということで初の海外。
『デッド・シティ』のときもそうでしたが、舞台が変わると、これまでとは異なる環境にワクワク感と期待感に溢れます。
新しい物事の始まりは、とても新鮮味があり飽きずに見れるので嬉しいです。しかもスピンオフ作品は全6話と短いため、内容が濃く余計におもしろく感じるのです。
シーズン1は全6話構成で、シーズン2の制作も正式に決まっていて現在撮影中。
ダリル・ディクソンの視聴方法
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『ダリル・ディクソン』シーズン1 第1話のネタバレ内容
ヒル・トップを出発したダリルは、ある男たちと出会いボートに乗り、そこで色々あって漂流することに。フランス南部の街に漂着したあと、アメリカへ戻るため地図を片手にフランス内を歩いて移動。
途中、酸性の血液が流れ、触れられると火傷するウォーカーの新種（バーナーと呼ばれる）と遭遇。さらに路上で暮らすマリベルや修道女イザベルとも出会うことに。
怪我をしたダリルは修道女イザベルによって修道院へ運ばれる。修道院では、修道女たちが農業をし、家畜を育て、武器を持って訓練までしている。男子禁制であるものの、この修道院で育ち、人間の復活を導く救世主であると言われている男の子ローランがいる。
ダリルは、すでに死んでウォーカーになった司祭が生き返ると信じていたり、気味の悪い子供（＝ローラン）がいたり… この宗教的で非科学的な場所を抜け出したい衝動に駆られる。ダリルは、現役の港があり船が行き来していると噂のフランス北部の街ル・アーヴルを目指すことに。
しかし兄弟をダリルに殺されたとマリベルに聞いた武装した集団のリーダーであるコドロンは、ダリルを探しに修道院を訪れる。修道女たちの助けもあって、ダリルはコドロンらを追い払うことに成功。
ダリルは港があるル・アーヴルへ連れて行ってくれるなら、修道女たちの行きたい拠点ユニオン・オブ・ホープへ連れていくと言い、お互い行動を共にすることに。
一方、北フランスのル・アーヴルの港に停泊中の船では、ダリルによって研究が邪魔されたと憤る女性ジェネットが、部下たちにダリルの捜索を指示する。
『ダリル・ディクソン』シーズン1 第1話の感想
やはり1話目はどのドラマでも新鮮な気持ちで見れるのでおもしろいです。
「なぜフランスに？」という問いで始まり、これまでお馴染みだったウォーカーの新種も登場。宗教要素たっぷりで、それを気味悪がるダリルもとても新鮮。
ハラハラどきどきの展開やダリルの格闘シーンもあり、今後、都会へ近づいたときにどんな展開が待ち受けているのか楽しみです。
舞台はフランス！なぜダリルはフランスにいる？
冒頭、ダリルは海上の救命ボートで漂流しています。「一体なぜダリルがフランスにいるのか？」は公開前からの疑問でしたが、今回の第1話で本人の口から少し語られています。
本家『ウォーキング・デッド』シーズン11の最後、ヒル・トップを出発したダリルはある男たちと出会います。最後に出てきた船のキャプテンですね。そして一緒に船に乗って旅をしていたところ、何かがあって漂流することになったわけです。
具体的に何があって漂流することになったのか詳しくは描かれていません。しかしエピソードの最後に「研究を邪魔された」「3ヶ月もかかってようやく船を手に入れたのに…」という会話がありました。
ダリルは船で行われていた実験を妨害し、船外へ脱出したものと推測できます。そして脱出するときに船も壊したのでしょう。もし実験が良からぬものだったからダリルが妨害したとしたら、ウォーカーを使った実験とは一体どんなものだったのか？これは気になりますし、この先で詳しく描かれるはずです。
『ダリル・ディクソン』では、ダリルがアメリカへ戻るフランスでの帰路の旅がメインに描かれます。
しかし、ダリルは兄弟を殺されたコドロンや実験を邪魔されたジェネットに追われる身となっており、仲間の修道女たちと戦いながら港町のル・アーヴルへ向かうことになるわけです。
異国の地で復讐心に燃え、武装した人間を相手にすることになるダリル。帰路の旅は明らかに大変そうですが、彼の戦闘力ならきっと乗り切ってくれるはず！
ウォーカーの新種「バーナー」が登場
舞台が新天地になる醍醐味は、新たな物事との遭遇です。
そのひとつがウォーカーの新種バーナー。
この新種バーナーに腕を掴まれると、皮膚が焼けて火傷してしまいます。どうやら酸性の血液が流れているようで、血液が外部に触れると蒸発しているシーンがありました。
バーナー（Burner）のBurnという単語には「火傷」や「焦がす」や「焼ける」といった意味があるため、erを付けて「火傷させる者たち」と訳せます。
制作陣もインタビューで以下のように語っていました。
このゾンビたちは変異しており、触れたり、噛まれたり、血が付着したりすると、かなりの火傷を負ってしまう。
ディレクター兼エグゼクティブ・プロデューサーのグレッグ・ニコテロ
これまで以上に厄介で対処が難しそうなウォーカーが冒頭から登場。
復讐心を持つ2人の人間たちにも注意が必要ですが、これらのバーナーにも注意しなければ大変です。ちなみに頭が急所なのはアメリカのウォーカーと同じ（笑）
宗教色たっぷりの修道院とローラン
フランスが舞台ということで、修道院や修道女といった宗教要素たっぷりのエピソードでした。
これもアメリカが舞台だと描けない内容のため新鮮でおもしろい。ダリルはその非科学的でおかしな人達とは関わり合いたくないといった様子で、あしらっている姿が笑えました。
最終的にダリルは修道女イザベルやローランらと行動を共にして目的地へ向かうことにします。ただ、ダリルはローランが救世主うんぬんの話をまったく信用していないと思いますよ（笑）
- 道案内に都合がいい
- フランス語が話せる
- 戦闘力がある
上記のような理由に加えて、命を助けてもらったことから、おそらく信頼できるとのことで協力することに決めたのでしょう。
それにしてもローランは年齢のわりに洞察力があり、不思議な”何か”があるのも事実で、この先どんな才能を発揮してくれるのか楽しみではありますね。
マリベルとギョームは誰？
ダリルが初めてフランスで出会ったマリベルとギョーム。
ただの優しい人物かと思いきや、不意を突いていきなりダリルを殴って荷物を漁るというトンデモ野郎たちです。しかもマリベルは「ダリルがコドロンの兄弟を殺した」と嘘をつく始末。ギョームは早々に殺されましたが、嘘つきマリベルはいったいどうなったのか？
愛嬌のあるキャラなので今後も出て続けてほしいですが…
早くもパリでの展開が楽しみ
ダリルはまだ田舎におり、今後はフランスの中心パリを通るはずです。
そこでさまざまな強敵や出来事に遭遇すると思いますが、すでに公開されている予告編などでは、鉄道が走っているシーンや爆発のシーンがあったりします。今後はよりスケールの大きなことが起こるため、おそらく今以上におもしろい展開になるはず！
『ダリル・ディクソン』は物語がとても新鮮で、視聴者からも高評価。すでにシーズン2の制作も決まっており、フランスにて撮影をしています。フランスで撮影をしているということは、シーズン1でダリルはフランスを脱出できないわけで、このあと5つのエピソードでどんな災難が待ち受けているのか楽しみです。
ちなみに、キャロルが撮影している姿が目撃されていますので、いつどのタイミングで登場するのかとても気になりますし、久々にキャロルの姿を見たいですね。
次回2話のネタバレ感想は以下の記事から↓
『ダリル・ディクソン』シーズン1 第1話のプロモ写真
『ダリル・ディクソン』シーズン1 第1話の撮影裏写真
まとめ
『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』シーズン1 第1話のネタバレ内容と感想を書きました。
冒頭から新種ウォーカーの登場により一気に惹き込まれおもしろかったですね。
まだ1話目ですが6話なんてあっという間。早くも結末が楽しみですが、すでにシーズン2の制作が決まっているため、スッキリとは終わらなさそうです・・・。
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