『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』シーズン1第2話のネタバレです。
フランスに漂着したダリルは、修道女イザベルらと一緒に北フランスの港がある街へ向かうことにしました。道中いったい何が起こるのか？イザベルの過去やローレンのことなど内容てんこ盛りです。
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『ダリル・ディクソン』シーズン1 第2話のネタバレ
『ダリル・ディクソン』の第2話では、過去と現在を行ったり来たりしながら、世界が一変した日のイザベルに起きた出来事やローランの出自に焦点が当てられています。
ダリルたちは北上して都会を目指しますが、都会にはまだ到着せず。道中で遭遇した子供らが暮らす学校へ立ち寄り、失った物資を確保します。その過程でほかの米国人と遭遇したり、ちょっとした銃撃シーンもあります。
イザベルの過去が描かれる際には、華やかなパリの夜景が映され、これまでの『ウォーキング・デッド』では描かれなかった綺麗な絵も見れます。
また、このエピソードでは特別な子として大切に育てられているローランの出自と彼の可能性を考えさせられる深い物語でした…。
少年ローランとは何者？
第1話で「特別な子」として修道院で大切にされていたローランの出自が明らかに。
彼はイザベルの妹リリーの息子でした。しかし妹は亡くなっており、これまでずっと姉のイザベルが育ててきたのです。
しかしなぜ彼が特別なのか？
それはウォーカーから産まれた子供だから。
第2話ではイザベルの過去が描かれていました。世界が一変した日の出来事です。
パリのクラブで踊り遊んだ彼女が外へ出ると、地下鉄の車内や外ではウォーカーが出現し始めており、パニックになった人々が逃げ惑っています。
恋人クインの車で郊外へ向かう際に自宅に立ち寄り、妹リリーを連れて行こうとします。しかし彼女は妊娠しており体調が悪い。イザベルは、妹をクリニックに置いていこうと提案するクインを置き去りにし、妹と2人だけで車で郊外へ逃げます。途中で救急隊を発見し、体調の悪い妹を診てもらおうとするも、複数のウォーカーがおり、逃げる際に妹は噛まれてしまうのです。
イザベルは妹を連れてそのまま修道院へ向かいます。彼女の体調はさらに悪化し「子供を頼む」とイザベルに言い残し、そのまま息を引き取るのです。
しばらくすると彼女はウォーカーへと転化し、司教や修道女らは急いで彼女を縛って赤ちゃんを取り上げます。帝王切開して取り上げた瞬間は泣いていませんでしたが、そのあとすぐに泣き始め赤ちゃんは無事。
「ローラン」という名前は、子供を抱き抱えたイザベルが修道院にある像に彫られていた名前からとりました。
ローランはこういう過程で生まれ子供です。
つまり彼は私たちが見る「ウォーカーから誕生した初めての子供」なのです。順番的にも、彼女が噛まれて完全にウォーカーに転化したあとに産まれました。イザベルにとっては「妹の子」として特別視しているのは当然ながら、転化したウォーカーから奇跡的に生まれた子供として特別な存在だと思っているのです。
彼は洞察力や学習力など多くの面で同年代よりも優れていますから、普通ではない「何か」を持っているのは間違いなさそう。
◾️人類にとって救世主になる？
そんな転化したウォーカーから産まれたローランは無事です。
しかし母親リリーは噛まれて感染していたわけで、その間、ローランはずっとお腹にいました。ウイルスに感染していてもおかしくないのに、なにも症状はなく、至って普通の子供。
ここで彼が人類にとって救世主になる可能性が出てきます。
というのも、ウイルスに感染した母親のお腹にいたことで、ひょっとすると彼にはウイルスの抗体を持っていたり、ウイルスを解明したり治療に役立つ「なにか」があるかもしれません。
彼の身体を調べたら治療薬が作れるかもしれませんし、ウイルスの起源やウォーカーのより詳しい生態系がわかるかもしれない。そんな可能性を持つローランは本当に特別な子かもしれないのです。
フランスにはウイルスの研究所があるという話もありますから…。
当の本人は特別視されることを快く思っていません。今回、学校でいわゆる普通の子供たちと接し、普通の子供として扱ってほしいと話しています。嘘をつき子供扱いしてくるイザベルを嫌がっている様子もありましたね。
未来が明るいローランの今後が楽しみで仕方ありません。
アメリカ人が登場するが・・・
第3話ではダリル以外のアメリカ人（RJ・ゲインズ）が登場。
ダリルたちは都会へ向かう途中でウォーカーの群れに遭遇し、荷馬車として利用していたロバを逃してしまいます。その後、子供たちが暮らす学校へ行きます。そこの近くにあるお城に馬がいるということを聞き、それを奪いに行くことに。
そこに住む男は、周辺の物資をすべて奪っているトンデモない奴だとか…。
ダリルはお城へ向かい銃撃戦を繰り広げながら男を捕らえます。男はアメリカ人で、ダリルらが『ウォーキング・デッド』で生活していたあたりの地域出身。そこに家族がいるようですが、ダリルは「みんな亡くなっており故郷はない」という旨の話をします。
そのあと無事に物資や馬（荷馬車）を確保したダリル。お城から出る際に揉み合いになり、そのアメリカ人はウォーカーに噛まれて亡くなってしまいます…。
まさかフランスでほかにアメリカ人に遭遇するとは！しかし特に重要人物というわけではなく、物語的な都合で登場した人物です。特にアメリカ人である必要もなかったと思います。
学校で「神父」になったダリル（笑）
今回のエピソードでおもしろかったのは、神父になったダリルです。
道端で学校で生活するグループに襲われたダリルたち。
学校へ連行され、ルーというリーダーの女性と話します。その際にイザベルとシルヴィーらは修道女であると告げます。そして「この男（ダリル）は？」という問いに、イザベルが勝手に「アメリカからやってきた私たちの神父だ」と答えてしまうのです。
そのあとみんなでご飯を食べる際、ダリルはルーから「感謝の祈りをお願い」と言われます。ダリルはまるで神父かのように、感謝の祈りのため言葉をいくつか発していたのですが、その様子に笑ってしまいました（笑）
神父になりきるダリル最高です。本家『ウォーキング・デッド』シーズン1の頃のダリルを想像すると、神父になって真面目なことを言うようになったダリルに笑いが止まりません。
しかも食事のときにスープのズルズル飲む、あまりに下品な飲み方に誰もが神父ではないと思いますよね。そのあとすぐにルーから「あなたは神父じゃないでしょ」と言われていましたが…笑
コドロンがダリルたちを追ってくる
1話で弟を殺されたと勘違いし、ダリルへの復讐心に燃えるコドロン。
彼は誰もいない修道院を訪れ、そこでダリルが録音したテープを聴き、壁に貼ってある地図にパリへの経路があるのを見つけます。
今回のエピソードではそれだけしか描かれていませんが、明らかにダリルらを追ってパリまでやってくるのは間違いありません。ダリルはコドロンやジェネット（1話で船にいた女性）らに追われており、おそらくパリで遭遇しトラブルへと発展するでしょう。
ただ、実際にはダリルはコドロンの弟を殺しておらず、殺したのはマリベルです。しかし彼女の嘘によってダリルは狙われているため、真実を話せば彼は耳を貸してくれ、あわよくばダリルらの仲間になって協力してくれる可能性はありますよね。
それにしてもマリベルは嘘つき野郎です。彼女のせいでこのあとダリルが大変な目に遭うのでしょうから…。彼女はもう出てこないのかな？なんだか登場しそうな気もしますが・・・。
次回3話のネタバレ感想は以下の記事から↓
『ダリル・ディクソン』シーズン1 第2話のプロモ写真
『ダリル・ディクソン』シーズン1 第2話の撮影裏写真
まとめ
『ウォーキング・デッド：ダリル・ディクソン』シーズン1第2話のネタバレを書きました。
イザベルの過去やローレンの出自が明かされたとても重要なエピソード。物語はそこまで進みませんでしたが、ウォーカーへ転化した母親から生まれた子供として、もしかすると人類の希望になるかもしれませんね。
次回の3話でもう半分！正直このドラマが全6話しかないのは短すぎます。シーズン2があるのはありがたいですが…。次回も楽しみです♪
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