女子刑務所を舞台にしたドラマ「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第3話のあらすじ内容と、視聴を終えての感想について書いています。
次に今回の第3話の簡単な要約は以下の通り。
・警察は当直だった3人の刑務官が殺人に関わっているとし、翌日尋問することに
・ソレは心臓病があるのにお酒を一気飲みし一時心臓停止。しかし、復活しドナーを待つことに
・リソスがサライに余計なことを言い、さらにマカレナは彼女から嫌われる
・ファビオが警察を辞めた理由は、過去家に強盗が入られ妻がひどい怪我を負ったから
・スレマの彼氏はエジプト人で国際警察に指名手配されている
・パロマはスレマに「警察の尋問でも真実は言わない」と伝える
・マカレナはスレマに「所長に真実を言った」と伝えるも、両親を殺すと脅される
・マカレナは父親に電話し「命が狙われている」と警告
・スレマは彼氏に依頼し、買い物中のパロマを射殺
・マカレナの父親は不倫相手シモンに銃を突きつけ100万ユーロを要求
・テレは医師から「妊娠している」と衝撃の事実を告げられる(マカレナの尿)
↑ざっくり紹介するとこんな感じの内容になっています。
それでは詳しい内容のほうを書いていきます。
シーズン1 第3話の内容
刑務所内にいる看守のファビオ。
妻カロリーナからで電話を受け、そのまま同僚のパラシオスに電話を渡します。どうやら夕食の招待だそう。電話が終了後、2人は刑務長パロマに呼ばれてその場を離れます。
受刑者たちは刑務作業をしており、ソレは置いてあったお酒を一気飲み。しかし、そのまま倒れてしまいます。
マカレナは医務室へ行き、「化繊アレルギーで湿疹ができた」と言い、医師に薬を出してもらいます。と、そこに倒れたソレが運ばれてきます。心停止していますが、医師が必死に心臓マッサージと電気ショックを施し一命を取り止めます。
所長は「警察はヨランダの死に関して職員が関わっていると疑っている」と当直だった3人の刑務官(パロマ、ファビオ、パラシオス)に伝えます。そして、翌日警察の尋問を受けることに。
パラシオスは2人が疑われていることから、「今夜夕食に行くのはやめようかな」とファビオに話します。しかし、「俺を疑ってるのか?」と強く聞かれ、「疑ってないと」言って結局夕食に行くことに。
「ソレは心臓病なのにも関わらず酒を飲んだから心原性ショックになった」と医師は言います。どうやら病院へ移送することにするそう。そして、どうやらソレは移植のためのドナーを待っているようですが、「重罪犯には見込みがない」と落ち込むソレ。
刑務所内の礼拝堂にて、マカレナが席に座ると隣にサライが座ってきて「私の女とはどうだ?」と聞いてきます。そして、腕に「リソス ラブ」と彫られたタトゥーを見せ、「あれは私の女だ」と過去の苦労話をしてきます。そして、「彼女から手を引け」と言ってくるのです…。
同じく礼拝堂に座っている所長のもとに医師がやってきて会話。
テレの薬物検査の結果は陰性だったようで、「なぜ検査を沢山するのか」と聞きます。所長曰く、「もし陽性だったら薬物をやっている証拠が掴める」と言い、さらに所長は「アナベルが売人だ」と話します。でも、「こっちは違う」と言い、医師は所長に検査結果の紙を渡します。「テレの尿検査の結果だ」と言い、所長は「どうして?」と聞くのですが、医師は首を横に振ります。
パロマはロッカー室で一人搾乳機で母乳を吸い取っています。そこにファビオがやってきて「自分とパラシオスは関わっていない。もし関わってるなら警察には何も話すな」と母親として双子の子供を守れと言います。パロマは「自宅に侵入されて監視されている」と話し、スレマに脅されていることを彼に話すのです。
礼拝堂では亡くなったヨランダを送る会が開かれており、なんと弔辞を読むのはスレマ!彼女は「ずっと心の中にいる。親友だった」などと読み、思わず所長はマカレナをチラッと見ます。
ソレは病室でリソスやマカレナと会話。どうやらソレはドナーが見つかるまで呼吸器をつけていないといけないらしい。そして、「ヨランダが隠した900万ユーロがあればなぁ」と話しています。そして、そこに医師がやってきて、マカレナとソリスに「家族のために衣装を完成させてくれ」と仕事を頼み、引き受ける2人。
パラシオスはファビオと共に彼の家に行き、彼の妻と挨拶を交わします。そして夕食を食べ楽しく3人で会話をしているのですが、パラシオスはサラッと「刑務所で殺人があって警察に尋問される」ことを口にします。どうやらファビオはそのことを妻に話していなかったらしく微妙な空気に。そのあと、すぐにファビオは「君を心配させたくなかった」と妻に釈明。
続けて、殺された理由として「スチーマーで拷問された」と話し、パラシオスが「カスティージョ警部が捜査中だ」と話します。奥さんは「カスティージョ?殺人課の元相棒?」とファビオに聞きます。
マカレナはリソスと共に衣装を作りながら会話。マカレナは「両親と面会し父親と初めて腹を割って話せた」と言います。
ファビオの奥さんは「なぜファビオが警察を辞めたのか」を同僚のパラシオスに話します。
家に強盗が入られたようで、その時ファビオは任務中。一人で家にいた奥さんは殴られ縛られ、現金を盗まれたよう。奥さんは犯人を捜さなくていいと言ったものの、ファビオは担当の課の人間に頼んで犯人探しを頼んだとか。
1人捕まえることに成功したものの、奴らは報復に来て再び家で奥さんは殴られたようです。そして、眼の障害を負ってしまったとか。それ以来、ファビオは警官を辞め、二度と嘘を付かないことを奥さんと約束したらしい。
マカレナはリソスに「(元恋人の)サライはまだ別れたと思ってないよ」と言います。リソスは「あんな奴とヨリを戻すつもりはない」と。マカレナは「誤解されると困るし、私は刑務所内で恋人を作る気はない」と伝えます。
すると、リソスは「テレビ室に連れてって」と言って、マカレナは彼女の車椅子を押してテレビ室へ。入るやいなや、リソスはサライの隣に行き、「おいクソ野郎!ヨリを戻すつもりもないし、もう顔も見たくない。つきまとうな」とキツく言います。サライはマカレナの顔を見て、マカレナは居ても立ってもらいない様子。
(サライは、マカレナがリソスと仲良くしたいから彼女に言わせたと思っている)
(マカレナはまさかの展開に最悪の気分^^;)
そして、マカレナはリソスの車椅子を押してそのままテレビ室を出て行きます…。
医師は所長室へ行き所長と話します。
どうやら所長の誕生日に夫は家から出ていくという置き手紙を残しており、所長は「家庭放棄で訴えて全てを奪ってやる」と復讐する気でいるのです…。
マカレナは医師に「衣装が完成した」と衣装を持ってきます。医師は「娘が喜ぶ」と言って嬉しそう。そして医師はマカレナに綿の下着とクリームを渡し、つい立ての向こうで塗って着替えるよう指示。マカレナはそこでやることに不思議がっていますが、結局着替えることに。医師はその光景をじーっと見ているのです…。
マカレナはリソスとソレに「医者が変だ」と話すと、「彼は若い囚人が好きだ」と言います。「親しくしておけば刑務所暮らしが良くなる」と言われるマカレナですが、彼女は「そんなの嫌よ」と拒否。
そして、2人に「所長にスレマがヨランダを連れていくために房に来たことを話した」と言います。ソレは「彼女を敵にまわしたら大変だ」と言い、「スレマはここの女王様で、恋人はエジプト人でインターポールに指名手配されている」と言います。
刑務長パロマはスレマの房に来て彼女に話したいと言います。そして、警察の尋問で「私は何も言わない」と言い、これだけは伝えたかったと。そして、房を去るパロマ。
その後すぐに、今後はマカレナがスレマの房に入ってきます。話があると。
そして、スレマはマカレナに「黙ってたほうがいいよ」と良い、「理由はレオポルドとエンカルナだ(マカレナの両親)」と言います。脅されるマカレナですが、彼女は「所長に話したし、おそらく刑事も知っている」喋ったことを告白。「自分の身を守るためよ」と言って房から出て行きます。
スレマは「言わない」と言ったパロマか、「言った」と言ったマカレナどっちを先にやるかと聞くと、サライは自分のこともあり「マカレナだ」と言い「私に任せて」というのです。しかし、スレマは「急ぐから私がやる」と言い、隠し場所から電話を手に取り、外にいる彼氏に電話するのです。
マカレナは警告するために急いで父親に電話しようとしますが、「申請して翌日まで許可を待たないとダメだ」とファビオに言われ、ふてくされて何処かへ行ってしまいます。
一方、外にいるマカレナの父親レオポルドは車の中で銃をポケットに隠し、歩き始めます。
マカレナは同房のアナベルに「携帯を手に入れられる?」と頼むと、「400ユーロのお金があれば!」という返事が。マカレナは父親からもらったお金を渡し、「いつ手に入る?」と聞くのですが、アナベルは「2600ユーロ返してからだ」と話します。没収されたドラッグのお金だと。
マカレナは何も言わず、再び電話スペースに行きます。
父親のレオポルドは駐車場におり、車のタイヤを尖ったものでわざと突き刺し、助けてくれてる人と共にタイヤを交換。
(同じような駐車場に、バイクに乗ったスレマの彼氏もやってきます)
マカレナは受刑者で電話中のアントニアに電話を代わってほしいと言い、100ユーロを渡すと代わってくれます。そしてタイヤの修理をしている父親に電話。しかし、父親はあえて電話に出ません。
マカレナは通話を終えたばかりの看守パラシオスを見つけ、彼に急にハグをし、その隙にポケットから電話を盗みます。(パラシオスは気づきません)
そして、すぐにトイレに行ってその電話で父親に電話。父親が電話に出ると、マカレナは泣きながら「命を狙われていること」を伝えます。父親は「そんなことはない」と言っているのですが、駐車場には誰かを捜すバイクに乗ったスレマの彼氏が!
そして、父親は「すぐにシモンに電話しろ」と言って電話を切るのです。そして、マカレナはシモン(裏切られた社長&不倫相手)に電話すると、父親と一緒にいた人の電話が鳴ります。(そう、父親と一緒にいたのはシモン)
マカレナがシモンと話していると、父親は銃を取り出し彼に突きつけます。そして、電話を代わって娘に「何も心配するな。愛してる」と言って電話を切り、父親はシモンに「100万ユーロを用意しろ。自宅に取りに行く」と言い、「全て元どおりにする。娘をまずは出所させる」と言います。
すると、背後からシモンの家族(妻と子供2人)がやってきて、「家族の前ではやめてくれ」というシモンに対し「指示に従え」と言い、その場から静かに父親は去ります。
去って歩いていく父親。
一方、スレマの彼氏は駐車場でバイクを発進させ、銃を取り出し発砲!
血が流れ、撃たれたのは買い物途中のパロマでした…。
刑務所では、テレのもとに医師がやってきて検査結果を見せ「説明してくれ」と言います。
「検査の結果は陽性だったけど、麻薬ではない」と。
「妊娠してる」と。
驚くテレ。
シーズン1 第3話の感想
第3話、だんだん展開が面白くなってきましたね〜
一番の衝撃は、テレが「妊娠してる」と医師に言われるところ!そう、テレはこの時マカレナの尿を代わりに提出していますから、つまり、マカレナが妊娠しているということになります。これはおそらく元不倫相手シモンとの子供ですよね?いや〜これはかなり予想外の展開で今後がとても楽しみ^ ^ 一体マカレナはどんな反応をするのでしょうか?また、刑務所内で妊娠は大変そうな気がしますが…。
その一方、まさかマカレナの父親が自ら行動して娘を助けるために動いているとは思いませんでした。元々そういう仕事をしていたということもあり、やっぱり頼りになります!銃を突きつけて100万ユーロを要求していましたが、シモンはすんなりお金を差し出すとは思いません。
刑務所内での出来事と外部での出来事が同時進行するのは、刑務所ドラマあるあるで面白い!ただ、この内容だけでシーズン4まで引っ張れるとは思いませんので、今後また違う展開がされていくのでしょう。。。
そして、個人的に好きなのがサライ!
嫉妬心全開で、まだリソスのことが大好き。にしても、リソスは強いですね(笑)「もうつきまとうなクソ女!」みたいなこと対面で言ってて、結構強い性格の持ち主だと思ってたサライは何も言えません。。。
リソスもリソスでもっとマカレナの立場を考えてあげればいいんでしょうけど、そんなの御構いなしです。彼女のせいでより一層マカレナはサライに恨まれる羽目に!
この三角関係?も面白いので今後どのような方向に転がるのか?
スレマは予想以上にヤバイ奴ですね。
言動はそこまでイかれてませんが、なんと彼氏がエジプト人で国際警察に指名手配されているという危険人物!塀の中に居ても外部の彼氏に指示を出し刑務官やら受刑者らを脅す。まぁ刑務所ドラマではあるあるで、「プリズン・ブレイク」で言うところのジョン・アブルッチ的なポジションでしょうか^^;
こういう奴はなかなか初期の段階で死にませんから、まだまだスレマは数シーズンに渡って登場するんでしょうね!
第3話では死人が1人出てしまいました(T . T)
刑務長のパロマです。
買い物を終えて車に荷物を積み込んでいたところ、スレマが頼んだ彼氏によって射殺。早い段階で死ぬ運命であるとは思っていましたが、まさか射殺されるとは!しかも、スレマに「真実は言わない」といった直後にコレですからね。。。
残りヨランダ殺害にスレマが関わっているのを知ってるのはマカレナただ一人ですから、間違いなく彼女はこれから苦境に立たされることになります。
冒頭でも書きましたが、第3話はおもしろかったです!ようやく物語が進んだ感じで、しかも殺されたり衝撃の事実が判明したりと、これは次回第4話も期待できますねー!!!
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次回、第4話の内容と感想↓
まとめ
「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第3話の内容と感想を紹介しました。
1話と2話より面白く満足できる内容&展開でしたね!
早くも次回が見たいです。
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