女子刑務所を舞台にしたドラマ「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第2話のあらすじ内容と、視聴を終えての感想について書いています。
次に今回の第2話の簡単な要約は以下の通り。
・アナベルが紹介してくれた弁護士と面会するも役立たず
・頼みを聞いた代わりにアナベルはマカレナに頼みを聞いてもらう
・マカレナは頼みを聞き、渡されたカードキーを使って夜に中庭でドラッグを受け取る
・房の検査でマカレナがいないことが発覚!その後、身体検査でドラッグ所持が発覚し独房へ
・独房を出て家族と面会し、父親から「決断し行動しろ」というアドバイスをもらう
・マカレナはスレマに何も話すなと脅される
・最終的に彼女は所長に真実(スレマがヨランダを連れ去った)を話す
↑ざっくり紹介するとこんな感じの内容になっています。
それでは詳しい内容のほうを書いていきます。
シーズン1 第2話の内容
マカレナは刑務所の面会室にて、アナベルが紹介してくれた弁護士リカルドと面会。
どのような経緯で刑務所に入ったのか聞かれたマカレナはフラッシュバックで思い出し、語ります。
(フラッシュバック)
不倫相手とベッドにいるマカレナ。彼は「妻との離婚で妻は自分の財産をすっからかんにさせる気だ」と言います。しかし、それを聞いたマカレナは「そんな事する必要はない」と返すのです。
マカレナは弁護士に早く自分を出所させるよう伝えますが、弁護士曰く、アナベルは詐欺、資産の隠蔽、マネーロンダリング、200万ユーロの窃盗の4つの罪で捕まっているから難しいと答えます。
それでも、マカレナは必死に自分は無実だと言い張ります。
弁護士は100万ユーロを今持っているかどうかをマカレナに尋ねますが、マカレナは「何も持っていない」と言い、「自宅からアカウントから何から全て押収された」と答えるのです。すると、弁護士の口から「お金を持っていないのなら、君はずっと刑務所にいるべきだ」と驚きの発言。
マカレナは「体調が悪い」と言って面会を終えます…。
マカレナは刑務所の医務室へ行き、医師のカルロスに「めまいがして息が苦しい」と症状を訴えます。医師はパソコンでマカレナの情報をざっと読み上げます。聴診器を当て動悸が早いことから、カルロスは鎮静薬をマカレナに注射で打ち、彼女はそのまま眠ってしまうのです。
所長や刑務官らが会議。
所長曰く、殺されたヨランダはあと3週間で刑務所から出られるところだったらしい。誰が当日警備の担当だったか聞き、ファビオとアントニオが午前0時まで制御室にいてそれから巡回に出たと話します。「モニターを監視しててこんな殺しが行われたの?」と問う所長ですが、刑務長パロマは「自分がモニターを監視していて何も奇妙なことはなかった」と言うのです。
そこでファビオは、「問題はどうして午前1時に受刑者が房の外を歩き回れるかだ」と問い、少し白熱した議論になります。パロマは「監視カメラに映ってないか?」と聞くのですが、所長は「ハードドライブに磁石が置かれていてダメだ」と答えます。そして、所長はこの中(職員)の誰かがこの事件に関わっているかもしれないと話すのです。
マカレナは受刑者が凶器を手渡ししているところを見ながら自分の房へ戻ります。すると、サライがやってきて「尻軽女!」と彼女に一言。同房のアナベルら曰く、「彼女の彼女をとってしまった」と思われたらしい。
(アナベルはエスタファニア(カーリー)とシャワー室で仲良く話していたのを見ていた)
(エスタファニアとサライは恋愛関係!?)
本当は「彼女なんてとってない!」と否定するのですが、ソロはアドバイスで「刑務所内では誰かの女になっておいたほうがいいよ」と言うのです。アナベルはマカレナに「弁護士とはどうだった!?」と聞くのですが、マカレナは「彼は私を助ける気はない」と返します。
「そうか、ごめんね。でもあなたの頼みを聞いてあげた」というアナベル。彼女は続けて「今後は私の頼みを聞いて。21時10分に中庭に行って、ある物が届くからそれを受けとって持ってきてほしい」とマカレナに頼むのです。そして、アナベルはカードキーをマカレナに渡し、これで戻って来れると言います。
しかし、アナベルは「いや、いやよ、しない」と拒否。すると、アナベルは「あなたがヨランダの元に来たのはスレマだと言っていたとスレマに話すよ」と脅し、「彼女は密告した者をどうするか知ってる?」と言い「殺すのよ」と話します。
マカレナは嫌々カードキーを受け取るのです…。
監視室でファビオたちは食堂にいる受刑者たちを監視。ファビオはその受刑者たちが鈍器を手渡していることを確認します。
(マカレナも食堂におり、そこにエスタファニアが話しかけてきます)
刑務長のパロマは食堂へ行き「身体検査をする」と言い、「もし凶器を持っていたら独房行きよ」と言って検査を始めます。受刑者はみんな手を頭の上に乗せます。
エスタファニアは隣にいるマカレナの不安げな様子に気づき、「あんた凶器持ってるの?」と小声で声をかけると、マカレナは「もっと最悪だわ。カードキーを持ってる」と言います。しかし、エスタファニアは「3つ数えたら乗り越えられるわ」と言って、パロマがエスタファニアの身体検査を始めたところでエスタファニアは暴れ出し、パロマらを殴り始めます。
騒動になっている最中、マカレナはカードキーを食事の中に隠します。騒動はすぐにおさまり、エスラファニアはそのまま連れ出されてしまいます。
と、食事を担当していた受刑者が「こんなのが入っていた!」と言ってカードキーをパロマに見せます。監視室でモニターを見ていたファビオは、映像からマカレナが騒動の最中カードキーを隠したことを発見。
マカレナの両親と息子、そして息子が連れてきたリディアはランチを楽しんでいます。すると突然、息子が結婚することを両親に報告。
と、その最中にプールサイドに置いてある電話が鳴ります。電話してきたのはマカレナで、母親が電話に出て会話。マカレナは泣きながら刑務所いることを母親に伝え、事の真相を話し始めます。
「既婚者と付き合っていて、そいつに騙された」と。
母親は「説明すれば大丈夫」というのですが、マカレナは説明できないというのです。どうやらマカレナ非合法な取引をしたようで、会社のお金200万ユーロを横領したようで、彼らはそれを証明したと。
所長は刑務長であるパロマにカードキーについて説教します。そして、その日の夜に全ての房を検査するよう指示を出すのです。
刑務所の中庭にるマカレナは休み時間が終了するところで、ボールがたくさん入っている金網の箱に誰にも見られないように入ります。そして、マカレナはアナベルの頼み通り、夜になるまでその箱の中でじっと待ちます。
しかし、いざ夜になると館内放送が入り、「これから検査をするから受刑者は全員房の前に立て」という指示が出ます。予想外の検査にマカレナは自分がいないことがバレてしまうことを悟り後悔することに。
館内ではファビオがマカレナがいないことに気づき、同房者に聞くのですが何も答えません。
一方、中庭には空から何か小さな小包をぶらさげたドローンが降りてきて、マカレナはバレないようにそれを取ります。そして、マカレナは再びボールが入った箱の中へ戻って、そのドラッグみたいなものを叩き後悔するのです…。
マカレナは急いで金網を外してボールの箱にその金網で鍵をするように細工し、誰かに閉じ込められたように見せかけるのです。そして「助けて!」と叫び、やってきた刑務官アントニオに抱きつき「誰かに閉じ込められたの」と泣きながら話します。
(フラッシュバック)
裁判にて、出廷した不倫相手の男性は裁判官から被告人(マカレナ)との関係を聞かれて、「関係はまったくない」と嘘の証言をするのです。続けて、「彼女は自分に恋に落ちて夢中になった」と。裁判官は「あなたが拒否したからお金を盗んだのか?」と聞くと、「そうです」と答える不倫相手。
マカレナは刑務所内に連れて行かれ、そこに所長やファビオらがやってきます。そして身体検査をすると言い出す所長。パロマが身体検査をすると隠し持っていたドラッグが出てきてしまいます。ファビオが味見してドラッグだとわかると、彼女はそのまま独房へ入れられてしまうのです。
独房の中でマカレナは殺されたヨランダの手首に入っていた8の文字が壁にあることに気づきます。マカレナの独房生活は快適そうで、運動したり食事をとったり壁に書かれている文章を読んだりしています。
と、隣の独房から呼びかける声が聞こえてきて「どうして独房に入ることになったのか」聞いてきます。マカレナは「300gのドラッグが見つかってここに。でも私のじゃない」と言い、続けて「同房のアナベルのよ。頼みを聞いたの」と言います。
ところが、隣で会話していたのは受刑者ではなく所長や刑務長のパロマで、同じく独房に監禁されたと見せかけて情報を聞き出していたのです。
マカレナは独房でエクササイズをしているのですが、手首を痛めてしまい医務室へ行きます。医師は捻挫だと言い、抗炎症薬を処方してもらうことに。
医師が離れたところで、薬物を普段からしているテレサがやってきて、マカレナに「尿検査があるから自分の代わりに尿を入れてくれ」と容器を持って来て頼みます。初めは拒否するマカレナですが、お互いのためと懇願されて受け入れてしまいます。
尿を入れ終え、その病室でマカレナはエスタファニアがいるのに気づき、レントゲンを撮りに行く彼女を見守ります。
と、そこにスレマがやってきて「密告者め!」と言ってきます。そして、怪我している手首を掴んで、夜のことは話すなと脅してくるのです。そこに医師が戻ってきて薬を飲み、スレマは離れます。医師曰く「独房に戻る必要はない」とのこと。
マカレナは面会に来た両親と会うことになりますが、ファビオが気を利かせてくれ、両親に不安を与えないように包帯を外すようにアドバイス。さらにチョコレートも渡してくれて「刑務所でも割と快適に過ごしているように見せかけろ」と。
再開しハグするマカレナと両親。マカレナは「殺人犯などとは同房じゃなくていい場所だ」と嘘をつきます。 そして、母親からは「兄弟が結婚する」ということを聞きます。
マカレナは「保釈金100万ユーロを払わないと刑務所を出れない」と言い、その大金に驚く両親。母親はそんなお金はないと興奮気味に話し、新鮮な空気を吸いたいと言って退出。
かつてスペインの準軍事組織にいた父親は、娘が嘘をついているのを悟り、何があったのか本当のことを話せと言います。
マカレナは、所有権を変えてアカウントを偽装したと言います。キャッシュフローを引き出すために会社を解体。そして、お金は全て消え、彼(不倫相手)が全てを持っていったと。だから、私はお金を盗んでないと。
父親は信用していない様子で、「何もしないからお前はここにいるんだ。人生でこれまで何を決断や行動をしてこなかった」と叱責。「もし悪いことを知ったら、決断し行動することだ」とアドバイスをします。
そして、マカレナにポニーテールを作らせ、テーブルの下に隠してある500ユーロをポニーテルの中に隠して持っているように言います。刑務所中で問題が起きたらそれを使えと。
面会を終え、マカレナは包帯姿のまま食堂へ行き席に座ります。頼んだ食事を待っているのですが、自分の手元に来た魚料理には受刑者の唾が吹きかけられているのです。
斜め前に座っている女は「密告者め!」と言ってきます。
執拗に唾がかかった料理を食べろと言われ、周囲の受刑者もテーブルで音を立ててそそのかせてきます。食べようとせずファビオも食べるように言います。しかし、他の受刑者が「唾を吐かれていた」とファビオに伝えると、食べろと言っていたファビオも食べなくていいと言います。
マカレナはこれまで自分がしたことについて後悔しているようで、真実を言うべきかどうか迷うのです。そして、ついに真実を話すことに決め、彼女は所長の元へ行き「スレマがヨランダを連れて行った」ことを話すのです。
そして、正義が明かされるよう望むと語ります。
シーズン1 第2話の感想
ついにマカレナは所長に、初日の夜に見た出来事(スレマがやってきてヨランダを連れて行った)について話しました。スレマからは脅され、「密告者」と周囲からも言われていましたが、結局父親に言われたことが頭に強くあって、決断し行動することに踏み切ったのだと思います。
所長も「よく話してくれた」と言ってはいるものの、これがどのような展開になるのかはぜひ注目したいところ!
まぁ間違いなく所長に密告したことは遅かれ早かれバレるでしょうし、そうなると刑務所内でどうなるのかは安易に想像ができますね(T . T) いまは仲が良い同房の人やエスタファニアからも距離を置かれるのでは!?
結局、この密告をきっかけにマカレナは刑務所の掟の一つである「密告者は許さない」ということをまざまざと思い知らされるのではないでしょうか?
すでに「借りを作らない」という掟に関しても、度々後悔しているように見受けられますが、相変わらずドラッグ女のために尿検査を代わってしまいますし、完全に掟を守ってませんので、このこともいずれ思い知らされると思います。
そして、厄介な問題はもう1つあり、それがサライの嫉妬です。
おそらくサライはエスタファニアが好きで、シャワー室で彼女と仲良く話していたマカレナが気に食わない様子。わざわざ房に来て「尻軽女が!」と罵ってきましたので、これも後々問題になりそう!しかも、サライはスレマと常に一緒に行動していますので、完全に2人には目をつけられた形ですね。
同房のアナベルに関しても、紹介してくれた弁護士は金目当てがやる気なし。さらには、頼みごと聞けと脅してくるわで、あまり良いやつではないです^^;
一方、巨漢の女ソロはアドバイスをくれたりして、今のところは良いやつのように見えます!マカレナのことを心配してくれてますし…。
第2話もまずまずの内容だったと思います。
今回はヨランダのSIMカードの件は出て来ませんでしたが、おそらく今後はそちらがメインになってくるでしょうから展開が楽しみ!
まだ導入の内容といった感じですので、刑務所内での掟を描いていて(借りを作れば借りと返さねばならない / 密告者は許さない)、それに対処するマカレナの様子が描かれています。まだまだ刑務所でのしきたりなどが描かれていくと思いますので、あと数話くらいは色々なことに奮闘するマカレナが見れそうです。
次回の第3話は、密告したことがどちらに転ぶのかが大きな見どころとなりそうで、これは結構楽しみですね^ ^ 90%の確率で嫌な展開になりそうですけどね…。
次回、第3話の内容と感想↓
まとめ
「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第2話の内容と感想を紹介しました。
個人的にはエスタファニアが可愛くて良い奴なので好きです!ドラッグ女もなかなかの個性派で気にっています♪
やはりキャラが刑務所が舞台のドラマはキャラクターが面白いので全然飽きずに見れますね!
次の3話ではどんなことが待ち受けているのか楽しみです。
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