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「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第11話の内容と感想

女子刑務所を舞台にしたドラマ「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第11話のあらすじ内容と、視聴を終えての感想について書いています。

次に今回の第11話の簡単な要約は以下の通り。

スレマは彼氏の指示通り、逃走に向けて自ら全身をやけどさせる

マカレナはリソスと同じ性病に感染していることが判明

父レオポルドは、スレマと彼氏の計画を推測。スレマが病院に運ばれる道中で襲う計画

ファビオは医師サンドバルを再び問い詰めるも、性病の感染やコカイン持ち込みの証拠を出せられる

ファビオはマカレナに誘惑する話などをし、今後は特別扱いしないことを伝える

テレは面会した恋人から「今後は一人で生きて行く」と言われ別れる。その後、薬物の大量摂取

スレマ救出作戦を実行するも、父レオポルドの推測通りに物事が運び、父と兄はスレマの彼氏を捕まえることに成功

父レオポルドは途中で持病を発症し、急遽病院へ。そして、兄が自宅に彼を連れて帰る

↑ざっくり紹介するとこんな感じの内容になっています。

それでは詳しい内容のほうを書いていきます。

シーズン1 第11話の内容

スレマに奴隷扱いされている女は事情聴取されています。

「同房スレマの刑務所から逃げることについては何も知らない」と答えており、「彼女から言われたことは、何も質問することなくただ従っていた」と答えます。

– – –

その女は洗濯室にある監視カメラの位置を変え、スレマのためにお清めの水を用意。スレマは女に去るよう言い、水を使って自身を清めるのです。

マカレナは所長と話をします。

彼女は「医師のサンドバルは検査がどれほど私にとって大切なものかわかってない」と話すと、所長は「塗布検査の結果が届いて、ちょっと尋ねにくいんだけど… あなた、他の受刑者と肉体関係を持った?」と問います。マカレナは「いや、誰ともない」と言うのですが、所長は「嘘をつかないで」と言います。

所長は「検査の結果、HPVとトリコモナス症の陽性反応が出た。どちらも性行為で感染する」と言うのですが、マカレナは「これは間違ってるわ」と言い張ります。だけど、所長は「同房に同じく感染している人がいる」と言い、感染しないための方法をマカレナに伝えるのです。

マカレナの父レオポルドと息子は会話。父はWEBサイトを印刷し、その紙に載っているアラビア語を訳し、息子は「どう言う意味だ?刑務所を燃やしてスレマを逃す気なのか?」と問います。

一方、刑務所では身を清めたあと、スレマは奴隷扱いしている女にスチーマーを自分の体に当てさせ、スレマは叫び声をあげながらその痛みに耐えているのです。

その後、意識が朦朧となり震えていて洗濯室に倒れているスレマを、刑務官のパラシオスが発見します。所長らも駆けつけ、「きっと仕返しされたんだわ」と言うのです。

父レオポルドと息子の自宅に、刑務官のファビオが突然やってきます。

ファビオは「職員の一人が娘の問題行動を訴えている」と切り出し、彼女の心理・精神状態の過去の履歴を聞くのですが、レオポルドは娘のことを疑っているファビオに起こり出し、怒鳴りつけます。

続けてレオポルドは、娘の無実に関して「俺が自らシモンに銃を突きつけて問いただしたから本当だ」と言うのです。

そこで、ファビオの携帯が鳴り、「スレマがアイロンスチーマーで焼かれたから至急戻ってきてくれ」という連絡が入ったため、ファビオは帰ることになります。父親と息子は電話から漏れた会話を聞いており、なにやら行動…。

房では、一緒にベッドを共にした夜のことで、マカレナがリソスと口論。

場所を移動し、スレマに付き添うパラシオスや所長。

パラシオス曰く、「先日、スレマとアナベルが軽く喧嘩していた」と話し、「彼女らにやられたに違いない!」と断言。

その頃、印刷した紙を出すマカレナの父レオポルド。

アラビア語の翻訳から、「彼女は誰かにやられたんじゃない。自分でわざとやったんだ」と言い、息子が「なぜ?」と聞くのですが、父は「大事なのは “なぜ?” じゃなく “どこ?” だ」と言うのです。(←彼氏がスレマを刑務所から連れ出し、どこでスレマを確保するか)

医師サンドバルは近くの病院で電話し、すぐに救急車をよこすよう伝えます。

一方、父親と兄は地図を出し、刑務所に近い病院を3つに絞りますが、父親は「3つのうち「やけど治療室」がある病院は1つだけだ」と言うのです。そして、救急車が通る刑務所から病院までの道のどこかで、午後5時にスレマの彼氏がスレマを確保すると。

そして、以前キャンプ場に停まっていたバンに踏み込んだ際に持ち帰ってきたプレートを兄が出し、そのプレートに書かれている名前が、ちょうど刑務所と病院の間にある場所の名前と一致していたのです。

父親はその付近にある橋で狙われるのではないかと推測!

刑務所にはファビオや警官カスティロがやってきます。

所長は、「今回のは逃げる計画の一部じゃなさそうね!」と言うと、以前法廷への移送中に襲撃されると予想していた警官は、「どうかな」と言います。

兄は「スレマの彼氏がひとりで襲撃するのは無理だ」と主張すると、父は「おそらく大金で殺し屋を雇っているんだろう。そして、おそらく武器はAK-47カラシニコフだ」と言い、銃を取り出すのですが、兄は「もうダメだ、警察に電話する」と言います。しかし、「まだだ」という父。

ファビオは医師サンドバルの部屋へ勢いよく入り、「この変態野郎。お前はマカレナがいなくなるのが嫌だから、わざと検査を受けさせないんだろ」と怒鳴りこみ、彼の胸元をつかみます。

医師はファビオを落ち着かせたあと、塗布検査の結果を伝え、HPV等に感染していることを伝えます。続けて、コカインを持ち込もうとしたことも話し、その時、マカレナが持ち込んだと告白したビデオ映像を見せ、「彼女は持ち込んだ罪で赤ん坊を取り上げられてしまうことを恐れ、私を誘惑してきたんだ。だから私は彼女を裸のまま部屋から追い出した」と説明。

そして、そのビデオ映像が録画されたDVDをファビオに渡し、「所長に渡すかどうかは君次第だ」と言います。ファビオは「悪かった」と謝るのです…。

おめかししたテレは恋人の男性と面会。

再会を喜び、世間話をしたのもつかの間、向こう側は「ソーシャルワーカーに一人で新しいスタートを切れと言われた」と言い、事実上別れを持ち出してくるのですが、テレは必死に「あともう少しで出れるから、一緒にスタートを切ろうよ」と懇願。しかし、彼は拒否しそのまま面会室を出て行ってしまうのです。

落ち込むテレ…。

マカレナは目隠しした複数の受刑者に連れ去られ、中絶させるとハンガーで脅しを受けます。

マカレナの父レオポルドは、過去の経験から、奴らの救急車襲撃計画を推測し、具体的な計画内容を息子に伝えます。橋に車が2台停まっておいて、そこに救急車を通し、橋の反対側からもう2台の車が道を塞ぐ。停まったところで、前から銃撃し、背後の2台がスレマを確保する…。そして、スレマの彼氏は全てを指示するはずだと。

ひとりでいるマカレナのもとにファビオがやってきます。

マカレナは「さっき目出し帽をかぶった囚人に襲われた。多分、医師サンドバルの仕業だと思う」と言うのですが、ファビオから「ハンガーでか?この刑務所ではよくあることだ」と言われます。

そして、ファビオは薬物を持ち込んだことや誘惑していることなど一連のことを強い口調で言い、「これからは普通の受刑者と看守の関係に戻る」と言います。そして、薬物を持ち込んだビデオは所長に見せない代わりに、森で助けてくれた恩はこれでチャラだとキツく言い、その場から離れます。そして、何も言い返せないマカレナ…。

父レオポルドは、スレマの彼氏は車には乗っていないだろうと言います。おそらく彼は全体を監視できる場所にいて、そこから逐一命令を出すはずだと。

房で一人で音楽を聴いて踊っているリソス。

背後からマカレナがやってきて彼女に抱きつき、「こめんね。私にはあなたが必要よ」と泣きながら言います。

マカレナの母親は帰宅。夫と息子の名前を呼びますが、2人からの応答はなく家には誰もいません。

ついに計画実行。

橋に救急車がやってきて、父の推測通り、スレマの彼氏は少し離れた高台で無線機片手に眺めています。

そして、救急車が通り過ぎたものの部下の無線にスレマの彼氏からは何の連絡もなく、スレマ自身も何も起きないことに戸惑いの表情を浮かべます。

その頃、高台では、なんと父レオポルドと息子がスレマの彼氏に銃を突きつけていたのです!部下から「聞こえるか?」と無線から問いかけがあるのですが…。

そして、2人は車のトランクにスレマの彼氏を入れ、そのままその場を去ってしまうのです。

更衣室にて、ソレはトイレに入ってなかなか出てこないテレの様子が気になりドアを開けると、なんと、テレは大量の薬物を服用しており、意識朦朧で口からは泡を吹いていたのです。すぐに医師を呼ぶよういうソレ。

父と兄は車で移動中、スレマの彼氏の携帯電話が鳴り、さらにトランクからは奴がずっと叫んでいます。混乱している2人ですが、突然車の運転が乱れ停車。どうやら父は持病の心臓発作を起こした様子で、グローブボックスの中にある薬を取り出そうとするも、そこに薬はありません。

兄は救急(病院)へ行くことにし、父は「このままじゃ行けない」と言い、トランクで叫んでいるスレマの彼氏の意識をなくすよう言います。兄がトランクを開けると、スレマの彼氏が彼を蹴り、彼は吹き飛ばされるのですが、その際に兄が持っていた銃が発射。

その後、兄がトランクを開けると、なんと銃弾がスレマの彼氏の太ももに当たっており、それで奴は黙ってしまいます。そのため、兄はトランクを閉めてそのまま病院へと急ぎます。

スレマは病室のベットで横になっています。

隣には警官と医師が。どうやらスレマのやけどは見た目ほど酷いものではないそうで、警官は早く刑務所に戻したい様子ですが、医師曰く数日間は病院にいないとダメだと。

警官は同僚に部屋から出て行くよう言い、スレマと一対一に。「お前が逃げるためにわざとやったのは知ってる」と話し、奴隷扱いしていた囚人が告白したと。

そして、スレマは警官の死んだ元同僚の中国人のことを罵り、警官は激怒。病院の外にも中にも大勢の警官がいると言い、馬鹿な真似をしないよう忠告するのです。

病院の入り口に到着した父と兄。

兄は医者に「心臓病を持っていてバイパス手術している」ことを告げます。

そして、父は病院に入って行く別れ際、「奴を自宅のガレージへ連れて行け」と言い残します。兄はひとり車に乗って自宅へ向かおうとしますが、そこに妻から連絡が入ってきます。しかし、無視。

刑務所の更衣室にて、アナベルはスレマが奴隷扱いしていた女のもとへ行き、「彼女(スレマ)が借りたものを返すまで、お前は私のものだ」と言い去っていきます。

兄は自宅のガレージに戻ってきます。

恐る恐るトランクを開けて一安心すると、急にスレマの彼氏が兄の腹を蹴り、兄は吹き飛ばされます。しかし、兄は持っていた銃で奴を殴り倒すのです。

シーズン1 第11話の感想

11話が放送されました。

ついにスレマの救出作戦が実行され、成功するかと思われましたが、残念ながら元治安警察のレオポルドのおかげで作戦は失敗に。スレマはただ火傷しただけで終わり、レオポルドは無事にスレマの彼氏を確保!ただ、直後にレオポルドの体調が悪くなり、その後、兄が自宅へスレマの彼氏を連れて帰るも蹴られて危ない羽目に!

レオポルドがいない中、果たして兄だけで大丈夫なのでしょうか?

ちょっと頼りないですし、自宅には母もいますから、一体どのような反応を示すのか?

相手は国際警察に指名手配されている男ですから、腿を撃たれているとはいえ、一筋縄ではいかないような気もします…。なんだか逃げられそうな気もしますし、スレマも現在病院にいますから、再びチームを組んで救出しに行くのではないでしょうか?

そんな展開にならないことを期待します 笑

結局、レオポルドは妻の要求(5時までに金を持っている)に応えられなかった感じですけど、急遽持病で病院送りになってしまったということで、離婚はないんじゃないでしょうかね?妻が病院に行って「大丈夫?」とかなって、元どおりの関係に戻りそうな予感です。

医師サンドバルは話術にも長けている感じで、逆にファビオはすぐに騙されてしまう^^;

ついにマカレナは理解者を失い、失意のあまりリソスに抱き合い…。そろそろ2人は付き合いそうな気がしますが、いかがでしょうか?度々衝突はあるものの、徐々に親密になっていっているのは間違いありません。

このあと、どのように展開していくのか?

一番の気がかりは、やはりスレマやスレマの彼氏ですね。

次回12話にも大いに期待です♪

– – –

次回、第12話の内容と感想↓

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