女子刑務所を舞台にしたドラマ「ロック・アップ / スペイン 女子刑務所」シーズン1 第15話のあらすじ内容と、視聴を終えての感想について書いていきます。
次に今回の第15話の簡単な要約は以下の通り。
・精神科刑務所へ移送されるのを恐れ、マカレナはサンドバルに謝りに行くものの、罰としてお尻を彼に叩かれ、その様子をファビオが目撃し、サンドバルはファビオに顔面を殴られボコボコにされる
・独房から出る時にサライはスレマと話そうとするも、彼女に顔を思いっきり引っ掻かれる
・レオポルドとロマンはカーナビ通り出発地へ向かい、そこにいたハンバルらが乗る車を追跡。現金を返そうとするも、ハンバルらの車は、パーティー終わりのロマンの恋人の娘ルシアを轢き殺す
・ファビオはモニター映像で刑務所に猫がいることを発見し所長に見せ、マカレナは精神科刑務所への移送を免れる
・スレマは所長と一対一で話し、反省の弁を述べて監房ブロックに戻ってくるものの、サライら受刑者に「虐殺者!」と言われてしまい一人ぼっち
・ファビオはシャワー室にあるトイレの床や便器に砂状のものを発見。その後、行方がわからなくなる…
・マカレナは兄ロマンと面会。ルシアが復讐のためハンバルに殺されたことを聞くと、房に戻りロープを作ってトイレでスレマを殺そうとするも、途中でリソスに止められて失敗
・マカレナは所長やサンドバルと会話しまずは謝罪されます。そして埋め合わせとして、血液と羊水を法廷に提出したようで、今朝判事補が電話してきて緊急の聞き取りをしたいとのことから、シモンが法廷で嘘の証言をした可能性が高く、もうすぐ刑務所を出れるかもと言われる
↑ざっくり紹介するとこんな感じの内容になっています。
それでは詳しい内容のほうを書いていきます。
シーズン1 第15話の内容
刑務所の監房にて。
マカレナが戻ってきて、リソスとソレに状況を説明。
「事件のこともあり、そのショックから猫を見たのは幻想だと思われてる。精神がおかしいと思っていて、サンドバル(医師)や所長は私を精神科刑務所に移すと言っている」
沈んでいるマカレナに対し、リソスは急に怒り出し、房を出て行ってしまいます。
マカレナ家のガレージにて。
レオポルドとロマンは、カーナビの出発点となっている場所にハンバルの隠れ家がある可能性が高いと推測。そして、父親は車を降りて現金を袋に詰めます。
と、ロマンの携帯にはリディア(恋人)から連絡が入ります。パーティーをしている娘を迎えに行く用事があるはずですが、ロマはそれを無視して父と共に車に乗って出発点へ向かうことになるのです…。
モニター室でファビオは「なぜサンドバルはマカレナのことを嫌う?」とパラシオスに話し、「彼は変人だ」と言います。
パラシオスが部屋を出て行くと、ファビオはモニターに映っている診療室に一人やってきた悲しげな表情を浮かべるリソスの姿を確認します。
リソスは監房ブロックに戻ってきて「みんな猫を見つけて!」と大声で叫び始め、「マカレナが精神科刑務所に入れられてしまう…」と言うのです。また、「もし見つけたら300ユーロだ!」とも言います。そして、外や監房では、多くの受刑者が必死になって猫を探し始めるのです。
マカレナは一人で診療室へやってきてサンドバルと一対一に。
サンドバルはマカレナを精神科刑務所へ移送するための書類を書いているようで、その内容(マカレナの症状など)読み上げます。一方、マカレナは謝りに来たというのですが、サンドバルは「危うくクビになりそうだった」と激しくマカレナに詰め寄ります。
そして、「罰を受ける必要がある」と言って、サンドバルはドアの鍵をして、定規らしきものを手にします。そして、マカレナにお尻を出させて1回、2回… と叩き始めるのです。
すると、突然ファビオがドアを破って現れ、その光景を目の当たりに!マカレナを部屋から出て行かせ、サンドバルの顔面を殴り、倒れた彼の上に乗って再び何度も繰り返し殴り始めます…。
刑務官のバルブエナは独房へやってきて、「弁護士が上で待ってる」と言ってサライを連れて行こうとします。しかし、隣の独房にいるスレマが「私と話さないで行く気か?」と言うと、サライは刑務官に「彼女と話させて!」と言い、スレマと話すことに。
食事を受け取りする小さな扉を開け、サライが顔を寄せると、スレマは思いっきり彼女の顔を掴み、爪で彼女の顔を引っ掻くのです。その後、スレマは殴られて扉は閉められ、サライは「殺してやる」と興奮状態に。
レオポルドとロマンは車のナビに従って出発点までやってきます。そこには倉庫があり、なんとハンバルの叔父の車が停まっています。と、車が動き出し、ひとまずその車を追跡することに。
ファビオはモニター室へ戻り、戻っていたパラシオスに事情を聞かれるのですが、「ここでは変なことが起こってる」と言って詳細は語らず、殴って負った血だらけの手の傷を処置するためにバンドエイドを持ってきてくれと彼に頼みます。
ファビオはモニター室に所長を呼んで座らせ、前日の映像をモニター上で見せます。すると、そこには歩く猫の姿が映っており、マカレナの話は本当だったと言うことが発覚!所長はすぐにサンドバルに電話。
一方、顔面血だらけのサンドバルは電話に出て、その事実を報告されます。マカレナの移送はなくなることに。
その後、サンドバルは着替えて顔面血だらけのまま刑務所をあとにしますが、階段を降りている途中で意識が朦朧となり、階段から転げ落ちてしまうのです…。
ハンバルらが乗った車を追跡するレオポルドとロマンですが、急に前の車が停車します。レオポルドは降りて現金を渡しに行こうとタオルを振って車に近づこうとするのですが、突然、ハンバルらが乗った車が急発進してしまいます。「?」状態の2人ですが、次の瞬間、パーティーを終えたロマンの恋人の娘ルシアが道路に出てくるのです。
そして、彼女が持っていた風船だけが空に上がり、車はそのまま逃げ去ってしまいます…。
叫んで走ってくるロマン。彼女を抱きかかえるのですが、頭からは大量の出血が。レオポルドも近づいてきて途方に暮れます…。
独房ではスレマと所長が一対一で話します。
スレマは反省しているかのような表情で事件のことについて謝ります。所長は「銃はどこから手に入れたの?」と聞くと、スレマは「3年前に厨房を通して密輸した」と話し、「それからずっと風呂場のタイル壁の裏側に隠しておいた」と告白するのです。
墓地では、亡くなったルシアの棺が運ばれ埋められます。悲しむ親とロマン。
そこには警官のカスティロらも来ており、「消えろ」というロマンに対し、「お前たちを守るために来たんだ」と言います。その後、カスティロは刑務所の所長から「スレマを独房から出した」と連絡をもらうのです。
そして、レオポルドとロマンのもとにスタッフから花を渡されますが、その花のメッセージには「ルシア、ハンバルは君のことを忘れない」という文字が書かれており、怒りを見せ周囲を警戒する2人。
監房ブロックには、独房から出てきたスレマがやってきます。みんな彼女に注目し、マカレナの前にやってくるスレマ。と、上の階からサライが大声で「あいつは赤ん坊を殺した。虐殺者だ!」と叫ぶと、ほかの受刑者も一斉に「虐殺者!」と連呼し合唱を始めます。
そのなかをスレマは静かに階段を登っていくのです…。
夜、マカレナはベッドでスレマの悪夢を見ます。
目を覚ますと隣にはリソスが。彼女はマカレナのことをなだめ、お互いキスを交わすことに。そして、そのまま二人は服を脱ぎはじめ胸を触り体を舐め始めます。しかし、リソスがマカレナの上に乗って股間のほうを舐めようとすると、マカレナは彼女の頭を強く押さえるのです…。
「私はメンタルブロックの症状がある」と話すマカレナに対し、「大丈夫」と安心させるリソス。
シャワー室にあるトイレの詰まりを掃除しているファビオとバルブエナ。
ファビオは勤務時間が終わっており、バルブエナもパトロールに行くと言って掃除終了。ファビオはもう一度トイレの個室に入ると、床に砂みたいなものがあり、それを手に取ります。そして隣の個室にも入って、今度は便器にも同じような砂らしきものが付いているのです。
マカレナは兄ロマンと面会。
そこで、ルシアが車に轢かれて死んだことを聞きます。表向けには、事故に遭って轢かれて死んだことになっていますが、実際にはハンバルが復讐のために彼女を轢いたと…。
悲しみ涙を浮かべるマカレナは、自分の房に戻ってかつてルシアを遊んだ時のフラッシュバックを頭に思い浮かべ、その後急に怒りがこみ上げてきます。そして、シーツを破いてそれをねじってロープを作るのです。
モニター室にいるパラシオスですが、彼の携帯にファビオの妻から電話が掛かってきます。どうやら彼は昨夜自宅に帰らなかったようで、しかも連絡もしてこなかったと。パラシオスは「彼は昨夜シフトは入ってなかったよ」と言い、モニターで駐車場を確認するのですが、「彼の車は刑務所にある」と言って、「捜して見つけ次第電話させるよ」と伝えるのです。
その後、パラシオスは無線で同僚に聞くのですが、誰も彼を見ていないと。
パラシオスは所長のもとへ行き、ファビオがいないことを伝えます。そして、昨夜最後に一緒だったバルブエナを呼んで聞くも、居場所は知らないとのこと。入館に関しても、彼が刑務所を出た記録がないそうで、所長は刑務官らに指示を出し、彼を捜すことになります。
そして、そこに所長へ緊急の電話が掛かってきて、電話に出る所長…。
シャワー室の脱衣所の椅子に殺意を持って座っているマカレナ。
と、そこにスレマがやってきて、彼女はそのまま個室のトイレに入ります。彼女が用を足し終わると、マカレナは隣の個室から、シーツをねじって作ったロープを彼女の首に掛け、思いっきり体重をかけて彼女の体ごと引き上げます。
足が床に着かず首が閉まります。彼女は苦しさのあまり喘ぎますが、マカレナは全体重でロープを引いて彼女を殺そうとするのです。
個室のすぐ外では、サライが物音に気づき個室を開けると、そこには首を絞められ持ち上げられて苦しんでいるスレマの姿が!しかし、彼女は何事もなかったかのようにすぐにドアを閉めてしまいます。
すると、そこにリソスがやってきて「マカ(レナ)は?」と聞いてきます。サライは彼女をじっと見つめ、無言でその場を立ち去り、リソスは個室を開けると、そこには首が締まって死にそうなスレマの姿が!
リソスは鍵が掛かっているマカレナがいる個室の鍵を壊して中に入り、マカレナからロープを離させるのです。スレマは解放され床に倒れているものの意識はあり、マカレナも同じく床に倒れ興奮状態に。
そこに、館内放送でマカレナは所長に呼ばれ、所長室へ行くのです…。
所長室へ行くと、そこには所長と医師サンドバルが。
所長は「謝罪したい」と切り出し、「埋め合わせとして、とても良い話を持ってきた」と言います。
サンドバルは「俺の誤った診断で、あやうく精神科刑務所へ送るところだった。謝っても足りないとは思うが、助けになりたい」と言い、「君が中絶した時に、血液と羊水を取っている。それを分析にまわして、結果が届き、それを法廷に提出した」と言います。
所長は「今朝、判事補が電話してきて、マカレナに緊急の聞き取りをしたいと言ってきた」と話し、続けて「明らかにシモンの自宅から集めたDNAサンプルとマッチしたということよ。つまり、彼が法廷で嘘の証言をしたということ」と言い、「聞き取りのあと、あなたは保釈金などはなしで釈放されるだろう」と言うのです。
そして、「マカレナ、あなたはもうすぐ釈放よ」という所長。
一方、ひとりハサミで自分の髪を短く切るスレマ…。
シーズン1 第15話の感想
15話を見終えました。
シーズン1も残すところあと1話ということで、さらに面白くなってきた感じです♪
なんと言っても、刑務所内でのマカレナの状況に急展開が!
精神科刑務所へ送られるはずでしたが、予想通り、刑務所内に猫がいて正常だということがわかりました。ファビオのおかげで助かり、そして、医師サンドバルに関してもファビオが成敗してくれました。ちょっと殴り過ぎな感じもしましたが(汗)、なんだかその後はだいぶまともになった様子…。
DNAを検査して聞き取りの結果、マカレナは出所できるのかと思いきや、まぁそんな簡単に事が運ぶとも思えませんので、その辺はなんとも言えませんよね。スレマを殺そうとしましたし、彼女もこのまま反撃してこないはずがないですので、一体どうなるのかは、次回16話の最大の見どころになるのではないでしょうか?
そして、今回のハンバルの残忍さにはちょっと・・・という感じですね!なぜロマンの恋人の娘のことまでハンバルが知っているのかは謎ですけど、轢き殺すのはあまりに酷いです。
外でもレオポルドやロマン vs ハンバルの決着はついておらず、これからさらに盛り上がるのではないかと思います。
ここへきて1つ気になるのが、ファビオの行方!
トイレで砂状のものを発見して、そのまま出て行ったっきり行方不明ですけど、彼は一体どこにいて何をやっているのでしょうか?ちょっと不気味ですので、ここは大いに気になるところです。
次回は最終話ということで、果たして物語は一区切りになるのでしょうか?それとも、クリフハンガー的に次回続くような終わり方をするのでしょうか?
早く見たいですね^ ^
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