2020年に日本を含め世界中でヒットを記録した海外ドラマ「THE HEAD」。
この作品で主演を務めたのが、まだ無名だった女優キャサリン・オドネリーです。
彼女のプロフィールに関する情報が少ないことから、英語圏の情報を含め徹底的に調べましたので、この記事で紹介していきます。
今何歳で、どのような生い立ちなのか知りたい人は要チェックです!
キャサリン・オドネリーのプロフィール
Embed from Getty Images本名 | キャサリン・オドネリー (Katharine O’Donnelly) |
生年月日 | 1995年2月25日(27歳) |
出身 | スコットランド(アラン島) |
国籍 | イギリス |
身長 | 167cm |
学歴 | 英国王立スコットランド音楽院 (Royal Conservatoire of Scotland) |
所属 | A&J Artists |
SNS | @katharine.odonnelly(Instagram) @Katharine_OD(Twitter) |
役者としては無名だったにもかかわらず、国際ドラマの主役に抜擢されたキャサリン・オドネリー。「THE HEAD」の主演に決まったときは、まだバーで働いていたというのが驚きです。
ここから彼女のプロフィールと生い立ちをさらに深掘りしていきます。
キャサリン・オドネリーの年齢
生年月日は1995年2月25日で、2022年時点で年齢は27歳になると推測されます。
生年月日に関しては公式に発表されていないためあくまで予想。
根拠は以下2つあります。
- 彼女が所属している事務所の公式ホームページに、役者としての活動期間として19-26歳と記載
- 彼女が音楽学校に通っていた在籍年から計算
所属しているA&J Artistsの公式ホームページに「Playing age: 19 to 26 years」と書かれています。Playing ageとは活動時期のことで、19歳から26歳の現在に至るまで活動中ということ。情報は更新されていない可能性もあり、26歳か27歳に間違いありません。
また、彼女は演技を学ぶため「英国王立スコットランド音楽院(Royal Conservatoire of Scotland)」に2014年から2017年までの計3年間在籍しています。
高校卒業後にそのままこの音楽学校に入学していた場合、19歳で入学しており、そこから3年間在籍で22歳で卒業。つまり、卒業した2017年は22歳になる年だったことがわかります。そこから計算すると、5年後の現在2022年は27歳ということになります。
彼女の年齢は現在26歳か27歳であることは間違いありません!
キャサリン・オドネリーの出身・生い立ち
キャサリン・オドネリーの出身はスコットランドのアラン島です。
アラン島からはキャサリン・オドネリー以外にも近年多くの役者を輩出しています。
- 「セックス・エデュケーション」出演のクリス・ジェンクス
- 「アウトランダー」「1917」出演のポール・ティント
キャサリン・オドネリーは8歳のときに女優を目指すことにしたようです。学生時代は演技に熱心に取り組み、2014年から2017年の3年間、英国王立スコットランド音楽院(RCS)に在籍しました。
アラン島での幼少期の頃の話を、キャサリン・オドネリーが語っています。
小学校で演劇をやったあと、これが私のやることだと決めて、それ以外のことにはあまり力を入れなかったわ。成長するにつれ、当時アラン島は、小学校や高校での公演に加え、非常に多くのショーを開催していたので、私はできる限り多くのショーに参加するようになりました。地域の人たちはとても協力的で、励ましてくれたし、私がスクリーンで演じるようになってからも、みんなとても親切にしてくれたわ。
アラン島についてさらに語ります。
スコットランドや島々の遠隔地は、資金がないとか、人が少ないとかで、俳優が生まれにくい地域と見られていますが、アラン島で育つと、俳優志望者にとってメリットがたくさんあります。
特にアラン島は、芸術的な実践を重視する地域です。生徒数300人ほどの小さな高校が1つあるだけの小さなコミュニティなので、演技などに興味があっても、劇やパフォーマンスで大きな役を争うようなことはないのです。
私の世代がアラン高校に在籍していた時の英語と演劇の教師ヘザー・ゴウには感謝しなければなりません。彼は、演劇学校への入学を希望する島の若い俳優志望者のために、素晴らしい指導と支援をしてくれました。英国王立スコットランド音楽院に入学したことで、多くの機会に恵まれ、『The Head』での役作りにつながったのです。
彼女は英国王立スコットランド音楽院を卒業後、いくつかの舞台やドラマに出演したものの、名の知られていない役者でした。
一体なぜ国際ドラマ「THE HEAD」にキャスティングされることになったのでしょうか?
実は「THE HEAD」での役が決まったときは、まだグラスゴーのバーで働いていたそうです。通常、主役になるには何度もオーディションを受け、ディレクターと会って脚本を読み…で数週間かかります。
番組ディレクターのホルヘ・ドラドは、マギー役にふさわしい役者を見つけるのに苦労していたそう。そんななか産休中だった彼のパートナーが、たまたまキャサリン・オドネリーのショーリールを見つけ、そこから1週間後には仕事が決まっていたとか。
キャサリン・オドネリーはこのことについて「本当に素晴らしいことで、今までで最高の出来事の一つです」と語っています。
まさに運がよかったと言える出来事です。彼女が一番驚いたはず!
キャサリン・オドネリー出演作品
2023年 | TVドラマ | The Phoebus Files (サラ役) |
2023年 | TVドラマ | The Head シーズン2 (マギー・ミッチェル役) |
2020年 | TVドラマ | The Head シーズン1 (マギー・ミッチェル役) |
2019年 | 短編ドラマ | The Deep Sleep (クロエ役) |
2018年 | 映画 | Mary Queen of Scots |
2018年 | TVドラマ | Clique 2 (ジェマ役) |
2018年 | 舞台 | RAPUNZEL (Rapunzel役) |
2017年 | 舞台 | TABLE (Sarah役) |
2016年 | 舞台 | SIMON’S MAGICAL CHRISTMAS SOCKS (Fillis/Socky/Guard役) |
2016年 | 舞台 | BURIAL AT THEBES (Ismene/Eurydice役) |
2016年 | 舞台 | ‘TIS PITY SHE’S A WHORE (Florio役) |
2015年 | 舞台 | THE TEMPEST (Trinculo/Antonio役) |
2015年 | 舞台 | AUGUST: OSAGE COUNTY (Barbara役) |
2015年 | 舞台 | LOVE DESPITE LIFE (Masha役) |
キャサリン・オドネリーがこれまでに出演した作品の一覧です。
彼女はドラマや映画のほか、音楽学校卒業後は主に舞台に出演していました。先程紹介した流れで、運命的に国際ドラマの主役に抜擢されたのです。
キャサリン・オドネリーのスキル
スポーツ | 乗馬、カヤック、ポール・フィットネス、セーリング、水泳、ヨガ |
演技 | Actor-Singer, Radio Drama |
音楽・ダンス | Ceilidh Dancing, Dance (general), Fiddle (Scottish), Mezzo-Soprano, Ukulele |
ほかのスキル | Cow Milking (by hand), Painting |
有名になったキャサリン・オドネリーの本音
Embed from Getty Images有名になってしまったキャサリン・オドネリーが本音を語っています。
キャサリン・オドネリーの顔は、いまや世界中の街の広告に描かれています。しかし、本人はパンデミックのせいでスコットランドに閉じ込められ、戸惑いを感じているそうです。
彼女がインタビューで語った内容がこちら。
これまで『The Head』のプロモーションや注目度はほとんど海外にあったため、『The Head』を観ると、まるで自分ではなく、他の誰かが注目されているのを見ているような気分になるんです。
アキを演じた山下智久は、中国や日本ではジャスティン・ビーバーのような存在で、そのおかげで人気はうなぎ登りです。
東京の世界一交通量の多い交差点にある看板に私の顔が大写しになり、1日に100万人が見ることになったんです。パリの地下鉄にもポスターが貼られ、ブラジルではピザの箱にも描かれました。
しかし、パンデミックのためにスコットランドに滞在していると、こうしたものを実際に見たことがないため、疎外感を感じるようになりました。まるで自分の顔がフォトショップで加工されたような、奇妙な偽物のように感じられるんです。
彼女は人気になったものの、パンデミックのせいで国境が閉鎖になり、海外へプロモーションに行けませんでした。そのせいであまり人気を実感できずにいるようです。
「THE HEAD」シーズン1が公開されたのはちょうど2020年。この年にウイルスが流行し、各国が国境を閉鎖しました。そのせいでプロモーションもなくなったわけです。
キャサリン・オドネリーが出演する「THE HEAD」シーズン2は2023年に公開。すでに国境は開かれ、移動が自由になりました。すでに2022年10月、フランス・カンヌで開催された世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM CANNES 2022」に登場しています。
キャサリン・オドネリーも今頃はリアルでその人気ぶりを実感できているのではないでしょうか?
まとめ
キャサリン・オドネリーのプロフィールを紹介しました。
まだまだこれからの女優さんですが、いきなり国際ドラマの主役に抜擢され、見事役を演じたのは素晴らしい!「THE HEAD」シーズン2を含め、今後の彼女の活躍には期待大ですね。
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