※上の画像はAMCからの引用になります
※この記事にはネタバレ要素が含まれています
さて、大人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン8後半、第9話「夢（原題 Honor）」がついに放送されました。前回のエピソードでは、カールがウォーカーに噛まれたという事実だけがわかり、その後どうなるのか非常に気になっていましたので、今回の放送はずっと待ち遠しかったですね！
最近は本国アメリカで視聴する人が減ってきていますが、おそらく今回の第9話に関しては視聴者数は一気に増えるのではないでしょうか？
早速ですが、第9話のあらすじ内容や見終えた感想を書いていきたいと思います。また、最後に9話の視聴方法や次回第10話の予告編も紹介していますので、ぜひ最後まで見てみてください！
第9話のあらすじ内容
リックとミショーンはお墓を掘っています。
そして、ある夢の映像が流れます。そこには髭を生やしたリックや、大きくなったジュディス、元気そうなジェリー、アラブ人の男セディクらが、アレクサンドリアで平和に暮らしている様子が映し出されています。
時が変わって、シーズン8の第8話でカールが森の中でウォーカーに噛まれてしまったシーン！ウォーカーに襲われカールが銃でウォーカーを殺す前に、実はカールは服の上から噛まれてしまっていたのです。
その後、カールはセディクを連れてアレクサンドリアへ。父親リックに話すまで隠れていろと、下水道へ彼を連れていきます。そしてカールは自宅で着替え、ミショーンが残した手紙（この目で見てくる、すぐ戻るわ）に目を通し、リックやミショーン、イーニッドらに手紙を書くのです…。
そして、娘ジュディスと共に時間を過ごし、一緒に遊んだりポラロイドで写真を撮ったりします。それで最後に、庭に苗木を1本植えるのです。
場面変わってサンクチュアリ（聖域）の様子を観察しているモーガンのシーン！
モーガンがスナイパーのスコープで見張っていると、南出口で救世主たちが出口付近にいるウォーカーに対して一斉銃撃をしているところを目撃。どうやら倒れたウォーカーたちを壁にして道を作っている様子。
その後、すぐに救世主たちは外に出てきて付近にいるウォーカーやモーガンが見張っている建物に銃撃。モーガンは逃げようと試みます。
サンクチュアリから無事逃げ出したギャビンらは、森を抜けて車でキングダム（王国）へと向かっていました。そして、同じく逃げ出してきたモーガンは彼らの車を追い、キングダムへと向かうことになるのです。
一方、キングダムの住人を連れているキャロル。以前住んでいた空き家に行くよう彼らに指示。彼女はひとりでエゼキエル王を救出するという。そして、ヘンリーも一緒に行くというのですが、彼女は拒否。
下水道にて。
カールが噛まれたことに驚き、信じられない様子でいるリックとミショーン。カールは皆に書いた手紙を渡し、以前ガソリンスタンドで会ったセディクを紹介するのです。
キングダム（王国）では、住人を逃したエゼキエル王はギャビンら救世主に拘束されています。ギャビンは「お前は殺されて死ぬんだ」と彼に話しますが、エゼキエル王はそれを受け入れている様子。
その頃、キングダムの敷地内に入ったモーガン。暗闇のなかヘンリーの姿を確認。そして、キャロルとも合流し救世主をひとり一人殺していく作戦に出る。
症状が悪化していくカール。セディクは非ステロイド系の抗炎症薬をリックに渡し飲むべきだと主張します。彼はウォーカーの世界になる前は研修医だったと。リックは「彼は医者だから連れてきたのか？」と聞くと、カールは「一人では生きられないから連れてきた」と答えます。
未だニーガンら救世主によるアレクサンドリアへの攻撃は続いており、怒ったミショーンは下水道にいるドワイドに「彼らを止めさせろ！」を言いますが、「それは出来ない」というドワイド。
ロジータは今すぐ安全なヒル・トップへ行くよう提案。しかし、ドワイドはもうすぐ救世主が去るから、それまでは下水道にいたほうがいいと主張するのです。しばらくして、彼の主張通り攻撃がやみました。ダリルは奴らが去ったかどうか偵察に行くのです…。
モーガンとキャロルはひとり一人救世主を殺していきます。ギャビンは無線で仲間に問いかけるものの、誰も応答しません。敵がいると察知したギャビンはエゼキエル王を広い講堂へと連れていくことにします。
再びお墓を掘っているリックとミショーン。そして夢の映像が流れ、そこで大きくなったジュディスやユージーンらが見えます。
アレクサンドリアの住人たちはヒル・トップへ向かうことにし、リックは「カールはダメだ（持たない）」と言ってミショーンと共にアレクサンドリアに残ることになるのです。カールは妹のジュディスに最後のお別れを言って、彼が父親から貰った帽子をジュディスにあげるのです。
ダリルは「お前のおかげで住人は助かった」と言い、セディクも「君には敬意を持っている」と言って、彼らはヒル・トップへ行ってしまいます。
キングダム（王国）の講堂では、モーガンとキャロルはわざと爆発を起こし、それに気を取られている救世主たちを背後から銃撃します。ギャビンは脚を撃たれ、モーガンは襲いかかってきた一人の男の内臓をえぐって殺してしまいます。それに驚いたギャビンは逃げ、怒り狂っているモーガンは彼を追いかけます。
逃げ回るギャビンはついにモーガンに捕まってしまいます。「お前はイカれてる。ニーガンに勝てると思うか？」と最後のあがき。キャロルとエゼキエル王は殺さないよう言うのですが、モーガンは殺さなきゃならないと言って殺そうとします。
しかしその瞬間、ギャビンは首を刺されて死んでしまうのです。彼の背後にはヘンリーが立っており、彼が代わりに殺したのです…。
カールはミショーンに「僕が死んでも悲しまないで。怒らないで。気をしっかり持って、父やジュディスをよろしく」と伝え、「君は親友だ」と言います。そして、リックはカールを下水道の外へ連れて行き、アレクサンドリアにある焼け焦げた建物の中へ彼を運ぶのです。
カールはリックとミショーンに最後のお別れを言います。
ここまで来られて感謝してると。そして、以前刑務所で襲われた時、投降しようとしていた男の子を撃ってしまったことを告白。殺すことに慣れていたんだと。今でも思い出すと…。
さらに、過去に起こったこと、銃を置いてウッドベリーの人らと共に暮らしたことなど、父さんが僕を変えてくれたんだと伝え、だから今の僕になれたといいます。あの時の父さんは武器を置いた。あれは正しいことだったんだ。今でも正しい。あの時の父さんにもう一度戻ってほしい、と伝えます。
そして、カールは自分が見た将来の夢を2人に伝えます。髭や白髪を生やした父さんに、幸せそうなミショーン。大きくなったジュディス。アレクサンドリアは拡大し、新しい家も建ってる。みんな生きてる。お互いに助け合って。
元の父さんに戻れば、あの世界が実現する。
そしてリックは、それを実現すると約束します。
「息子を守るのが父親の役目なのに…」とリックはカールに謝ります。それに対し、カールは「愛してくれるだけでいい」といいます。
カールは銃に手を伸ばし、「まだ自分で出来る」と言って自ら頭に弾丸をぶちこむことを決めます。
建物の外に出るリックとミショーン。しばらくして中からサイレンサー越しの銃声が聞こえると、リックとミショーンはがっくりしてしまうのです…。
力なくお墓を掘るリックとミショーン。またしても夢の映像が流れ、ジュディスが畑でニーガンに挨拶しているシーンが映るのです。
最後、リックは木の下で途方に暮れているのです…。
第9話の感想
「ウォーキング・デッド」史上もっともショッキングで悲しいエピソードになったことは間違いありません！最後のほうの「お別れ」は涙なしでは見れないですね…(T . T)
今回の主役はカール！彼の最後の演技もお見事でした。セリフ一つ一つが心に刺さりますし、「銃を置こう」と父親に提案するのは素晴らしかったです。息子から父親への最高のアドバイス。最近はずっとニーガンらを殺すことだけを目的にしていましたから、、、約束したこともあり、リックはこのあと融和の方向に向けて動き出すんでしょうかね？
そもそもあのカールが見た未来の夢は理想ですね。皆元気に年老いていて、今や敵側に行ってしまったユージーンやニーガンまでもが一緒に仲良く暮らしています。現段階では考えられない光景ですが、数話、数シーズン経ったらあの光景が実現するのか？
そんな日が来たら本当に嬉しいですね^ ^
エピソード全体的に悲しみに溢れていましたけど、カールの力強い言葉を聞いて今後はだいぶ前向きになれるのではないでしょうか？
そして、モーガンやキャロルの活躍も見れました。
戦略家の2人は本当にすごい！大人数いた救世主たちを確実に仕留めていきます。モーガンは少し狂っている様子ですが（笑）、キャロルはまだまとも。無事にエゼキエル王も助け出し、キングダムにいた連中は一掃され、救世主の全体数も減っていっています。
ところで、まさかヘンリーがギャビンを殺すとは思いませんでしたね！
一人で勇敢なのはなにより。キャロルの指示を無視しての独断行動ですけど、彼はこの先カールみたいに強い大人の男になっていきそうです。
前回の第8話で一気に形勢逆転になってしまったリック側ですけど、次回からは反撃に出るのでしょうかね？間違いなく、このまま何も反撃しないのでは殺されてしまう一方ですから、何らかの行動を起こすんでしょうけど・・・。
でも、それだとカールの言葉通りにはならないですよね。。。
次回10話の展開に期待です♪
【最終話】カールのインタビュー
【シーズン8の撮影裏写真を紹介】
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