『ウォーキング・デッド』好きの皆さん、ヒースという男を覚えているでしょうか?
シーズン6で初めて登場し、シーズン7で突如として姿を消した人物です。
物語はすでに完結しているわけですが、彼の行方は結局描かれず。未だに彼がどこで何をしているのか、そもそも生存しているのかすらわかっていません。
この記事では、ヒースの行方不明の真相について徹底的に紹介しています。
実はあのあと彼がどうなったのかは判明しているのです…。
知らない方は最後まで要チェック!
ヒース役を演じた俳優の降板
Embed from Getty Imagesヒースがなぜ突然姿を消したのかは、役を演じている俳優コーリー・ホーキンズに原因があります。
この頃、知名度があがっていた彼は、人気海外ドラマ『24』に出演することが決まりました。
『24』は2000年代に放送されていたドラマで、日本でも社会現象にもなるほどの人気を誇っていました。「日本三大海外ドラマ」のひとつにも数えられています。
2010年に一旦シリーズは終わったのですが、2014年に続編が公開され、2017年にも主人公を変えて復活を果たしました。これが『24 レガシー』であり、この新たな主人公に選ばれたのがヒース役を演じた俳優のコーリー・ホーキンズなのです。
当時、注目度の高かった『24 レガシー』の撮影と『ウォーキング・デッド』の撮影がちょうど重なっていたため、コーリー・ホーキンズは『24 レガシー』の撮影に専念するべく、『ウォーキング・デッド』を降板したと言われており、それが突然の失踪につながるわけです。
ヒースが消えた真相は判明してる
俳優のコーリー・ホーキンズが降板したため、ヒースというキャラクターは姿を消したわけです。しかしそれは現実世界の話であり、ヒースというキャラクターの話ではありません。
制作側も、突然消えた納得のいく理由を作らなければなりませんが、実はその理由をすでに作ってあるのです。これから紹介するのは監督のアンジェラ・カンも公に認めている話になります。
市民共同体軍に引き渡された
結論から書くと、ヒースはジェイディスらによって誘拐され市民共同体軍(CRM)に引き渡されたのです。
- 市民共同体軍とは?
- スピンオフ作品に登場する市民共同体というコミュニティを守るための軍隊です。政府の知らない外の世界で好き勝手にやっている冷酷な軍隊。『ワールド・ビヨンド』や『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』に登場している。
なぜこのことがわかるのかと言うと、実は物語のなかにそのヒントがありました。
それはヒースが乗っていて、同じタイミングで消えた「RV車」です。
のちのエピソードで、このヒースと共に消えたRV車が映るシーンがあります。そこにはジェイディスの姿が写っており、なんと彼女が所有していたのです。
なぜ彼女がヒースと消えたRV車を持っているのか?
そう、ジェイディスがヒースを誘拐したからにほかなりません!
では一体なぜジェイディスはヒースを誘拐したのか?誘拐したのなら、誘拐されたヒースが人質として出てきてもおかしくないはずです。
でもそれにもちゃんとした答えがあります。
ジェイディスはヒースのほかにもうひとり誘拐したのは覚えていますか?
それは「リック」のことです。シーズン9で橋での爆破で負傷したリックをヘリコプターに乗って連れ去った張本人です。実は彼女は日常的に誘拐していました。
彼女が住んでいたガラクタ置き場にはコンテナがあったのは覚えていますか?そう、リックが監禁されていたコンテナです。コンテナには「A」とか「B」という文字がありました。
リックを閉じ込めていたコンテナには「A」の文字があったのは覚えていると思います。あのコンテナのなかに誘拐した人物を閉じ込めては、市民共同体軍(CRM)に提供していたのです。
ではなぜ誘拐し提供していたのか?
実は、彼女は人材を市民共同体軍(CRM)に提供する代わりに物資提供を受けていたのです。確かにジェイディスらはゴミ山に住んではいたものの、武器を持ち、無線機も持っていました。彼女は物資をもらう代わりに、CRMが欲しい人材を誘拐しては渡していたわけです。
ヒースは「A」か「B」か?
結局あのコンテナにあった「A」とか「B」とかはなんだったのか?
実はそれも判明しています。
- 「A」は、戦うことができない、あるいは戦う気がない、感染した人々を指します。彼らはニューヨーク州のイサカにある市民共同体の研究施設に連れて行かれ、ウイルスの研究に被験者として使われるのです
- 「B」は、CRMが市民共同体に役立つと考え、戦う意志があり、指導力を発揮する、強くて体の丈夫な人々を指し、ペンシルバニア州のフィラデルフィアに輸送されます
リックは当初「A」として監禁されていましたが、ヘリで連れ去れられるときには「B」として連れ去られています。つまりリックは強くて戦える人物として市民共同体軍(CRM)に引き渡されたのです。
このことはスピンオフ作品である『ワールド・ビヨンド』シーズン2に登場したジェイディスの発言からもわかります。彼女は仲間に対して「わたしは価値のあるものを渡し、いまの地位を手に入れた」みたいな発言をしており、彼女は市民共同体軍(CRM)で准尉の地位にあります。
つまりこの「価値のあるもの」がリックのことを指しており、CRMに使える人材であるリックを引き渡したから今の地位がある、と話しているわけです。
ここで気になるのが、ヒースは「A」として引き渡されたのか?それとも「B」として引き渡されたのか?
これは憶測になりますが、多くの人は「A」として引き渡されたと予想しています。
「A」はウイルス研究の被験者として使われます。つまり彼は実験台にされるために引き渡されてしまったわけです。実験台なので最終的には死ぬ運命にあります。彼がいま生きているのか死んでいるのかはわかりませんが、すでに死んでいる可能性が高いです。根拠はありませんが…。
スピンオフ作品『ザ・ワンズ・フー・リブ』の予告編には、完全武装して顔が見えない市民共同体軍の兵士が意味深に登場します。誰だかわかりませんが、見せ方的には、我々が知っている「誰か」です。肩幅などから少し小柄な人と想像しますので、ヒースとは思いませんが、ひょっとしたらヒースかもしれません。
これは見てからのお楽しみ。そうなると彼も「B」として連れ去られたことになりますが・・・。
すでに死んでいて登場しない可能性もありますが、個人的には再登場してほしいです。きっとファンの多くも再び彼の姿を見ることを望んでいるはず。
まとめ
行方不明になったヒースの真相を紹介しました。
まとめると以下の通り。
- ヒースが姿を消した理由は、ジェイディスが誘拐したから
- 誘拐されたあと市民共同体軍(CRM)に引き渡された
- 生死は不明だが死んでいる可能性が高い
ヒースが登場する本家『ウォーキング・デッド』はディズニープラスで見放題。
関係する市民共同体軍(CRM)が登場するスピンオフ作品『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』と『ワールド・ビヨンド』はAmazonプライム・ビデオで独占見放題。
今後、登場する可能性もある『ザ・ワンズ・フー・リブ』はU-NEXTで今後配信される予定です。
コメント