マギーとニーガンが主人公の新スピンオフ作品『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』。
ついにシーズン1の最終話まできましたが、短すぎであっという間でした。全然物足りないので全16話くらいで制作してほしい!さて最終話は一体どんな感じで幕を閉じたのでしょう?
シーズン2は2024年に米国で放送予定です。
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『デッド・シティ』シーズン1 第6話のネタバレ内容&感想
『デッド・シティ』シーズン1第6話の内容まとめは以下の通り。
- 連邦保安官パーリー・アームストロングは、ジニーを連れて本土へ戻る。彼はニューバビロンへ戻りニーガンを銃殺したと嘘の報告。リーダーに「メタン」のことを聞かれる
- マギーはクロアチア人にニーガンを引き渡し、無事に息子ハーシェルと再会。本土のコミュニティに戻るも、息子と母親の仲は良くない
- ダーマは、本土にいる敵に対抗するため島内にいる別コミュニティと団結したい。そしてカリスマ性のあるニーガンをリーダーとして勧誘。ニーガンは了承するも…
最終話にしては内容が薄く感じ、前回の5話のほうがおもしろかった印象です。
もう少しクリフハンガー(先が早く見たくなるような展開で終わる)な終わり方であったり、衝撃的な展開を期待していたのですが…。案の定、シーズン2につながる内容・構成で、むしろシーズン2が本章であり、シーズン1はただの序章に過ぎない感じが否めません。
親心?ジニーを本土へ帰すニーガン
ニーガンはついにジニーと再会します。
「ここにいてはいけない」と言い、連邦保安官と一緒に先に本土へ帰ることを提案。ジニーはニーガンに何か言おうとし離れません。彼女が言おうとしていたこととは?マギーについて?
しかしそれを遮るように、ニーガンは彼女にある真実を語ります。それは「彼女の父親を殺したのは自分だ」ということ。そして面倒を見ているのは、父親を殺して孤独にしてしまった彼女のそばにいる義務を感じているからだと伝えます。
この事実を聞いて動揺したジニーは、連邦保安官と本土へ帰ることに決めます。
このニーガンの話が果たして真実なのかはさておき(おそらく真実)、隠しておきたい秘密、今後絶対に元の関係に戻れないことを話す決心をしたニーガンは心苦しかったと思います。マギーもニーガンに対して同情するかのような表情を見せていたのも印象的でした。それよりも、危険なマンハッタンから彼女を遠ざけるべく、彼女のことを思って真実を話す決心をしたまでです。
ジニーは無事に本土のコミュニティへ戻りました。寝ているところに、あとで戻ってきたマギーから(ニーガンにもらった)ぬいぐるみを置かれるシーンもありましたね。シーズン2でも彼女は登場するでしょうから、ニーガンと彼女の関係性は見どころのひとつになりそうです。
本作では親心を出すニーガンもよく描かれていました。
息子の救出よりニーガンへの復讐心?
最終6話の大きな見どころと言えるのが、マギーとニーガンの格闘です。
前回のエピソードでマギーの計画が判明。それは息子とニーガンの人質交換。
実は食料物資は盗まれておらず、息子ハーシェルだけが誘拐されていました。クロアチア人(裏でダーマ)はニーガンを連れてくるようマギーと取引をしていたわけです。彼は「ニーガンがマギーの息子ハーシェルに弱い」ことを知っていました。つまりニーガンがマギーの夫グレンを殺したことを聞いており、父親を奪ってしまったハーシェルに対して、ニーガンがある種の罪悪感というか、大事に思っている存在であるということをクロアチア人は知っていたのです。
だからハーシェルをあえて誘拐することで、大切に思っている彼を救出しようとニーガンがやってくるとあらかじめ見込んでいたわけですね。
そんなことも知らずにまんまとマンハッタンへやってきたニーガン。しかし彼は勘付いていました。2人は煙が上がる建物へ向かいます。この煙は1話でも言及されていましたが、結局、この煙は目印だったのですね。マギーがニーガンを連れてクロアチア人と合流する場所。
そのことに勘付いたニーガンはマギーと格闘することに。2人の格闘シーンは1話でもありましたが、今回のほうが本格的。下にはウォーカーがおり落ちたら食われる状況。ナイフを使った格闘で、お互い互角な戦いですが、さすがにニーガンの体格や戦闘力に勝てるわけなく、一時は制圧されてしまったマギー。彼女もニーガンの肩に思いっきりナイフを突き刺しますが、別に血が出るわけでもなく、そこまで痛そうにしているそぶりもなく、なんだかなぁと(笑)
一応、緊迫したアクションシーンになるはずでしたが、正直、見応えはありませんでした。
そのあとクロアチア人らがやってきて、ニーガンは不意を突かれたかたちでマギーにナイフを突き付けられます。まぁニーガンもすでに諦めていましたが。
今思えば、マギーとニーガンが協力してハーシェルを奪還する方法がほかにあったのではないかと思います。マギーも別にニーガンを引き渡さなくても、クロアチア人を殺してハーシェルを救出する手立てもあったはず。
おそらく息子ハーシェルのことなので危険を冒せなかったのもありますし、そもそもマギーはニーガンを引き渡したかったのではないかとも推測できます。
マギーとハーシェルの会話のなかでニーガンについての言及がありました。つまりハーシェルは父親を殺したニーガンに関して、とっくに許しているというか復讐心みたいなものはありません。しかし母親マギーは違って、息子の目から見ても、まだニーガンに対して復讐の機会みたいなものを伺っていると感じるわけです。
だからあえて人質交換したのも、マギーのニーガンに対する復讐心みたいなものだったのではないでしょうか?ニーガンをクロアチア人に渡せば、ニーガンが危険な状況に置かれるのはわかりきっていることで、それでもあえて身柄を渡していることから、ニーガンに対する復讐心が今回の目的だったのではないかと思いますし、ハーシェエルも、自身の救出よりもそっちのほうが母親の真の目的だったのではないかと思っています。
最終的に、本土にあるコミュニティに戻ってきたマギーとハーシェル。2人は会話をし、マギーはクロアチア人らに引き渡したニーガンに対して何か対処する旨の発言をしていました。彼を救出しに行くのかどうかはわかりませんが、まぁ間違いなくマギーは再びマンハッタン島へ戻ることでしょう。
当初からマギーとニーガンの関係性は本作の大きな見どころでした。グレンが殺された日から、一体どのように2人の関係が着地するのか楽しみでしたが、本作のシーズン1を終えた今でも最終的な結末が見えません。
まぁでもマギーがニーガンを殺して復讐…みたいな展開はもうあり得ないので、許すかたちで無難に終わると思いますが、、、この先の2人の関係性はシーズン2でも一つの楽しみではありますね。
「メタン」が気になるニューバビロン連邦
連邦保安官パーリー・アームストロングは、ニューバビロン連邦へ戻ってきます。
リーダーである女性らの前で報告。マンハッタン島は迷路みたいで…ニーガンは逃げようとしたので銃で殺した…などと嘘の報告をしています。
これらの話を信じたか信じていないかはさておき、リーダーの口から飛び出したのは「メタンの話をして」ということでした。メタンは死体となったウォーカーから発生するもので、もともと代替エネルギーが専門だったクロアチア人が、このメタンを利用し燃料にしていたのです。
リーダーの女性はすでにこのメタンが燃料になることを知っています。そしてクロアチア人を背後で操るダーマも外に敵がいることに言及しています。おそらくこの敵がニューバビロン連邦であり、どうやらたびたび偵察したりしているそうで、敵対する関係であることが伺えます。
シーズン2ではこれらのグループの関係や衝突がメインになってきそう。シーズン1ではほとんど描かれなかったニューバビロン連邦とはいったい?どれくらいの規模でどのようなグループなのかは気になりますね。
リーダーに勧誘されるニーガン
ニーガンはクロアチア人の背後にいる女性ダーマのもとへ連れてこられます。
クロアチア人はニーガンに対して好意的で、今後は決して裏切らないと約束。嬉しそうにダーマに紹介するも、彼女は「2人で話したい」といってクロアチア人を部屋から出て行かせます。
どうやらダーマには、グループをより不屈で強いものにしたいという願望があります。彼女はこのマンハッタン島でニューバビロン連邦の連中がかぎまわっていることに気付いており、同じ島の別地区に住むグループと連合になり一緒になりたい。そしてカリスマ性があって強いリーダーが必要ということで、クロアチア人から話を聞いたニーガンをリーダーとして勧誘したわけです。
ニーガンには選択肢がないこともありますし、渋々なのかもわかりませんが、一応は了承します。ダーマ自身も救世主時代のカリスマ性のあるニーガンではないことに疑いを持っており、それゆえ、ニーガンにある小さな箱を開けさせるのです。
中にはハーシェルの足の指が入っていました。そう、ダーマは知っているわけです。ニーガンがハーシェルのことを大事に思っていることを。だから今回もハーシェルを餌にしたわけです。
要するに、もし裏切るようなことがあれば、私たちはまたハーシェルを誘拐できるし酷い目に遭わすよ、と見せつけたわけです。そうすることでニーガンは自分たちの言うことを聞いてくれるとわかっているわけですね。
しかし救世主時代の残忍なニーガンはもういません。数エピソード前で少し残忍なニーガンの姿が描かれましたが、それでもあの頃のグレンをバットで撲殺するような彼はもういません。
ニーガンは今後どう振る舞うのかは要注目ですし、彼がリーダーとして生き生きと活動する様子は個人的には見てみたいですし楽しみですが、きっとそれが描かれることはないでしょう。
足の指を切断されたハーシェルですが、そのことをマギーは気付いていません。しかしマギーは、ハーシェルが描いたとされる絵を見つけます。その絵にはダーマの姿も描かれており、これは次回シーズン2へと続くものです。
冒頭にも書きましたが、シーズン1はただの序章であり、物語の本番はシーズン2といっても過言ではありません。さらなるグループの登場や登場人物同士の関係性など、次回もまた全6話だと思いますが、早くもシーズン2が待ち遠しい限りです。
ポリコレ傾向が強く違和感が…
近年の米国ドラマや映画はとくにポリコレが酷すぎて、内容に違和感を覚えることがあります。
本作『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』も全体を通して見てみるとよくわかりますが、新たなリーダーがみな女性であることに気づきます。これは本作に限らず『ウォーキング・デッド』全体を見てもそうで、最近の『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』も同じ傾向です。
女性がリーダーの位置にいること自体は問題ありませんが、このウォーキング・デッドのような世界はより前時代的な時代に戻るわけですよね。つまり法律がないに等しく、暴力を使わないと生きていけない世界。警察がいるわけでも、裁判所があるわけでもありません。
そうなった場合に女性は明らかに不利な立場に立たされるのは間違いないわけで、正直、生きていくこと自体が大変なわけです。にもかかわらず、本作では初登場するリーダーの多くが女性であり、これは明らかにポリコレを配慮したキャスティングと言えます。
ほかの作品にも言えることですが、このようにポリコレ優先で内容がないがしろで違和感が出てしまうと見ている側としては正直萎えます。
あり得ない、想像とはかけ離れた描き方は個人的にはやめてもらいたいところ。内容云々よりもそっちのほうに違和感を覚えてしまいます。適材適所で、誰もが想像してあり得る設定にしてほしいというのが個人的な願いです。
まぁシーズン2もこの傾向は変わらないとは思いますが・・・。
まとめ
『ウォーキング・デッド:デッド・シティ』シーズン1 第6話のネタバレ内容と感想でした。
おもしろいのに全6話という短さが致命的なデメリットと言えます。マンハッタンという大都会で繰り広げられる出来事は、これまでの田舎での出来事が描かれていた『ウォーキング・デッド』とはまた違うものがありとても新鮮。
ここで一区切りしたわけですが、今後放送されるシーズン2が本番とも言えます。まだまだ奥が深く、描ける内容もありそうなので、シーズン2にはさらに期待してしまいますね。
シーズン2は2024年に本国アメリカで放送予定。最新情報は『ダリル・ディクソン』シーズン2の最新情報・ネタバレの記事で随時更新していますので、興味のある方は定期的にチェックしてみてください。
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