※上の写真はNBCからの引用になります
※この記事にはネタバレ要素が含まれています
「ザ・ブレイブ:エリート特殊部隊」シーズン1の第3話の内容と、実際に見てみての感想を書いていこうと思いますが、今回もなかなか面白かったと個人的に思います。
舞台はメキシコで、ある大物武器ディーラーに盗聴器を仕掛けるという任務を担当することになった特殊部隊メンバーですが、これまでになく作戦通りにいかないこともあったり、協力者が殺されそうになったりします。
まー最終的には、いつも通り特殊部隊メンバーは完璧に任務をこなすんですけどね^ ^
第3話の内容
メキシコにて、ある一人の男が乱数放送(諜報活動で使用する非公式なラジオ放送で、冷戦以降は使われていない古い技術)を用いてあるメッセージを送ります。
国防総省(ペンタゴン)はそれを傍受しており、送った男の名前はヒューゴ・バーゲスでメキシコの諜報員だと判明。メッセージの内容はラニア・ブースという人物が2日以内にメキシコにやってくるというもの。
ラニア・ブースは世界で最も逃げ足が早い武器商人で、テロ事件を起こすISISやアルカイダに爆弾を売ったりしており、彼には権力者がついていて、アメリカ側もこれまでは彼に近づくことができなかっそう。
彼を殺すか捕まえるかという議論になり、パトリシアは彼に関わっている者の芋づる式に見つけるために彼を盗聴することを提案するのです。
そして、パトリシアはアダム・ダルトンら特殊部隊チームにメキシコへ向かうよう要請するのです…。
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メキシコに到着した特殊部隊チーム。そこでメッセージを送ったヒューゴ・バーゲスと合流し、彼に目隠しをして特殊部隊チームがあらかじめ用意した隠れ家へ行きます。
チームはヒューゴに質問をし、どうやらラニア・ブースは飛行機に乗ってチューリッヒから来るらしい。そして、飛行機の機体ナンバーから現在メキシコ湾を飛行中だとわかります。
彼はソノラで2回ミーティングを行うそうで、1回目がラズカニと呼ばれる人物と今夜、2回目はマーティン・ウズラを呼ばれる男と明日の午後。
どうやら、マーティン・ウズラはソノラカルテル(組織)をマネージメントしている人物だそう。
(その名前を聞いて、アメリカ国防情報局にいるハンナが驚きの表情を浮かべます…)
マーティン・ウズラの家は警備が非常に厳重らしく、ラニア・ブースを狙うなら今夜のラズカニとのミーティングが最適。ヒューゴは彼が滞在しているホテルの設計図を持っていると言います。
そして、それらの情報源はラニア・ブースの愛人ソフィアから。ヒューゴは過去2年間、このソフィアと一緒に働いていたのです。だから情報は信頼できると。
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ハンナは以前潜入捜査をしており、マーティン・ウズラと何度か会ったことがあるそう。ノアは彼女がその名前を聞いて動揺しているのを察知し本人に確認。本人は大丈夫だと言う。パトリシアにもその事を話しますが、大丈夫と諭されます。
そのあと、パトリシアはハンナの黒塗りされている当時のファイルを見ますが、彼女の背中には無数の裂傷があり、ファイルには骨が折れたとも書かれています…。
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作戦の内容は、ホテルの外を特殊部隊チームが見張っており、ラニア・ブースがホテルに入ったらC4爆弾を仕掛けた車を爆破する。ホテル内が混乱状態になったら、アミールが彼に近づき、盗聴器が仕掛けられている携帯電話を彼のとすり替える。
そして、いざ作戦実行!
ホテルの前にラズカニが車でやってきて、一足先にホテルに入ります。続けて、ラニア・ブースも到着。ケラーというガードマンも一緒で、さらに愛人のソフィアもいます。
ラニア・ブースは携帯を左ポケットに入れたことをアダムはアミールに伝えます。
携帯をすり替えるアミールは、ホテルに入ってきたラニア・ブースに近づき、作戦開始となるはずでしたが、ラニア・ブースが突然携帯を取り出し真っ二つに折ったのです!
計画と異なったため作戦は中止。
別の方法を考えなければならなくなります…。
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どうやらラニア・ブースは同じ物を長くは持たないようで、常に共にするものとして、パトリシアは彼の愛人ソフィアを利用しようと考え、その旨アダムに伝えます。
しかし、ヒューゴはスケジュール外で彼女に連絡を取るのは危険すぎると言います。そこで、彼女は街にいる時は美容サロンに行くそうで、そこで接触を図ることに。
早速チームはその美容サロンの周囲を包囲し、ジャスミンがサロンに入ります。
サロンの中で、ジャスミンはマッサージをする振りをしてソフィアに話しかけます。自分はヒューゴの友達で「ラニア・ブースがいつも身につけている物は何?」と聞くのです。
一方、外ではラニア・ブースらと思われる車が接近。どうやらソフィアを迎えに来たようで、車から彼が降りてきてサロンに向かっています。
ジャスミンはソフィアから「ネックレスはいつも同じ」と聞き、どうやらそれは母親から数年前にもらった物らしい。
と、そこにラニア・ブースが入ってきて、ソフィアを連れて行こうとします。ソフィアは行く間際に、ジャスミンに彼のネックレスの写真が入った彼女の携帯電話を渡すのです。
そして、バレる事なくラニア・ブースとソフィアは車で去って行きます。
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アメリカ国防情報局ではラニア・ブースのネックレスを分析、特殊部隊チームは全く同じブレスレットに盗聴器を仕込んで、彼を待ち伏せすることに。
ラニア・ブースが商談しているところを監視している特殊部隊チーム。しばらくすると商談を終えた様子で、彼は出発します。
車の中では、ラニア・ブースはソフィアに「昨夜ホテルのロビーにいた男と、さっきサロンの前で通りかかった男が同じだった」と切り出したのです…。
アダムらは車をパンクさせるチェーンを道路に引いて待っているのですが、突如ラニア・ブースが行き先を変えてUターンし出したのです。
作戦を修正し、特殊部隊チームは全員マスクを被り、お金目当ての強盗だと思わせて彼らを襲撃します。お金も含めて金目になるものは全て奪い、彼のネックレスも無理やり奪います。
彼が目を離した隙に、盗聴器が仕込んであるネックレスとポケットで入れ替え、「これは価値がない!」と言って、そのネックレスを彼に投げつけるのです。
そして、強盗犯に扮した特殊部隊チームは退散。ラニア・ブースは落ちているネックレスを拾い、見事盗聴器を彼に仕掛けることに成功しました。
作戦が成功したことから、ここで特殊部隊チームとヒューゴはお別れです。
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ラニア・ブースとボディガードのケラーは、人里離れた滞在先で会話を交わします。ケラーは強盗について「バッグの中にお金があるのも知ってたし、ボディガードの人数まで把握してた」と言い、ソフィアが情報を漏らしているとラニア・ブースに伝えます。
ラニア・ブースも、明日のマーティン・ウズラとの会合が終わったら彼女を殺すように指示。
そして、その会話を聞いていたアメリカ国防情報局のハンナとノア。ノアはまずはパトリシアに伝えるべきだと言って探しに行き、その間にハンナは直に特殊部隊メンバーのアダムにその会話の事を伝えるのです…。
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マーティン・ウズラの自宅を特殊部隊メンバーは見張っています。彼がプールで遊んでいる間にジャスミンが部屋に侵入し、昨日強盗で盗んだお金が入っているバッグを置きます。
そして、ラニア・ブースを乗せた車が自宅前に到着。アミールは彼が到着すると同時にバイクでそこを離れます。この際2人は目が合い、ラニア・ブースはケラーに「奴だ!」と静かに言います。
ラニア・ブースらが自宅へ入ると、マーティン・ウズラがお出迎え。
しかし、ラニア・ブースは彼に「なぜ手下に俺のあとを追わせる?」と聞き、「何のことだかわからない」と答えるマーティン・ウズラ。すると、ガードマンのケラーは部屋から昨日盗まれたお金が入ったバッグを見つけて持ってくるのです。
「何のバッグだかさっぱりわからない」と言うマーティン・ウズラですが、ラニア・ブースは彼を銃で撃ち殺してしまいます…。
つまり、特殊部隊チームはソフィアの疑いを晴らすために、マーティン・ウズラが尾行し金を奪わせたことにしたのです。玄関前でわざとアミールはラニア・ブースに目を合わせ、全てはマーティン・ウズラがやったことにしたのです。
作戦が成功に終わりホッとする一同。ヒューゴに別れを告げて、彼らはプロペラ機に乗ってメキシコを離れるのでした…。
3話の感想
まず、今回も見事に任務成功!
誰の犠牲者も出ることなく、完璧な任務だったと言っていいのではないでしょうか?
3話の標的はラニア・ブースという武器商人の男。なんと、同じ物を長く使用しないという警戒っぷり!そして、まさかの作戦を実行する寸前に携帯を真っ二つに折るという、ちょっとタイミングが良すぎませんかねー?笑
っていうか、今どき携帯って。。。
それで、常に身につけているのが母親からもらったネックレス!(←ちょっと可愛いw)
これだけ警戒心MAXで同じ物は使わないんだったら、ネックレスは外しておけって感じです。
ちなみに、このラニア・ブース役を演じているのはアンドリュー・ハワードという俳優さんで、どこかで見たことあると思ったら、そう我輩の大好きな海ドラ『24:レガシー』にガブリエル役で出てた人物です!
で面白いのが、『24:レガシー』でも武器商人役で出てるという…笑
こんな感じで↓
まーどちらかと言ったら悪そうな顔をしてますので、やっぱり悪役なんでしょうね。
あとは、警戒心があるにも関わらず強盗にあっさり捕まってしまうのもウケましたし、最後、愛人のソフィアを翌日殺すとまで言ってたのに、特殊部隊チームの工作であんなに簡単に裏切り者候補を変えてしまうんですね…。
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3話で気になったのは、愛人の捜査協力に関して。
『24 -TWENTY FOUR-』でもあったんですけど、なんか悪者(メインターゲット)の妻とか愛人ってやたら捜査機関に協力しますよね?
夫とかが好きで忠誠心があると思いきや、実は心の中では「本当は捕まってほしい」とか「逃げられないから仕方なくいる」といった描き方が多いです。
なんかこのパターンをよく見るので、なんか気になりましたね。
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全体の感想としては、やっぱり何事もなく特殊部隊チームは完璧に任務を果たしたなーって言う感じです。前回も書きましたけど、外的要因から作戦を実行しないことはありますけど、ミスをすることが全くないんですよね。
ちょっと完璧過ぎって感じです^ ^
銃弾を食らうこともないですし、特別怪我をすることもありません。
毎回完璧過ぎるので、次回こそはぜひミスを期待したいと思います(笑)
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