
「ウォーキング・デッド」シーズン10 第22話の予告編はもちろん、ネタバレ内容と視聴し終えた感想を書いていきます。
興味のある人はぜひ最後までチェックです。
シーズン10の視聴はHulu(フールー)がおすすめです。字幕と吹替に対応しています。
22話のアンケート投票実施しています↓

【関連】シーズン10の視聴方法を徹底解説
【関連】シーズン10の最新情報まとめ
シーズン10 第22話の内容

シーズン10最終話となる第22話は、ニーガンの過去に焦点を当てた物語になっており、人を殺したことがなかったニーガンがどうやって悪いニーガンになったのか?その辺のことを亡くなった妻ルシールも登場し、過去のフラッシュバックメインで描かれています。
– – –
アレクサンドリアでは、議会の投票によってニーガンを追放することになり、キャロルはニーガンを連れて近くにある家屋へ移動する。
夜、家屋で暖炉に火をつけて過ごすニーガン。すると、バットを持った昔のニーガンがうしろから話かけてくる。最終的にその男に「お前は彼女(妻ルシール)なしでは何にもない奴だ」と言われ、ニーガンは飲んでる酒のグラスをその男が座っている椅子に投げる。しかし、そこに男の姿はない…。
ニーガンは草原にやってきて、
- リックに首を切られた時のこと
- 牢屋にいる時のこと
を思い出し(フラッシュバック)、ミショーンに「バット(ルシール)はどこだ?何をした?」と聞いている。
ニーガンは何かを探すように、シャベルで地面をあちこち掘り始める。すると何かに当たり、堀り出してみると、なんと鉄線が巻かれたバット(ルシール)を見つけ出す。
12年前(フラッシュバック)。
ニーガンは男らに捕まり拘束されている。(点滴用の薬が入ったケースを彼らに奪われている)
「行かせてくれ。妻が癌を患っていて、それ(点滴)が必要なんだ。ここにいたら俺も彼女も死ぬ」とニーガンが言うと、男は「俺らはお前が話した医者たちのいる場所に行ったんだけど… 誰もいなかったよ」と返し、ニーガンは「それは俺のせいじゃない。言っただろ。彼らはあちこち移動してるんだ」と言う。
男は「薬を持ってるということは、医者たちは他にも色々な物資を持ってるはずだ」と話し、「お前が薬をもらった場所を言え!そうすれば、妻のところにこれを持って帰らせてやるよ。さもなければ、これをトイレに流し、その光景をお前に見させてやる」とニーガンに言う。
ニーガンは「それをクーラーボックスに戻してくれ。あんたが知りたいことを何でも話すから。とにかく、それを安全に扱ってくれ」「メディカルクリニックについては全て真実だ。それと、あんたが言うように、彼らはどこかに医療品を備蓄している。どこかは知らないが、俺が来た方向にある。俺は数週間もの間あとを追っていた。2〜3日前。
銃を片手に森のなかにいるニーガン。
一台のキャンピングカーがあり、そこにひとりの男がやってくる。すると、ニーガンは銃を向けて出て行って武器を捨てるよう言う。しかし、うしろから女に棒で殴られ意識を失ってしまう。
目を覚ますと彼らのキャピングカーの中にいる。自己紹介し、向こうの男の名前はフランクリン。ニーガンはご飯を食べさせてもらう。ニーガンは事情を説明。
ニーガン「この世界が変わった時、妻はガンを患っていて、それで…」
フラクリン「君は医者か?」
ニーガン「俺は高校の体育の先生だった」
ニーガン「俺のすべきことは薬を探して、注入の仕方を知ることだった」
フランクリン「お前は自分自身で化学療法のやり方を教えたということか?」
ニーガン「ポンプは別に複雑じゃなかった。なにかが間違うまではな」
フランクリン「何か悪いことをしたのか?」
ニーガン「いやぁ」
6週間前。
ニーガンと妻ルシールは家におり、冷蔵庫には点滴の薬が3袋ほど入っている。ニーガンは妻のために点滴を新しくし、外の発電機がうるさいため、薬を冷凍庫に入れ替え、外へ出て発電機をオフにする。
部屋に戻って本を読むも、ウォーカーのうめき声がおさまらない。ゴーグルをかけたニーガンは1体のウォーカーを駆除するのに苦戦。すると、横から妻ルシールがウォーカーの頭部に銃を撃ち込む。「これが最後の弾だった」と一言。そして、「映画を見たいから発電機をオンにして」と言う。
ニーガンは道端に停まっている車からガソリンを抜き取り、車内をあさっている。戻って2人で会話するも、妻は「移動しなきゃ。私たちには他の人たちが必要よ」と。ただ、ニーガンは「外は危険すぎる」と。「まだ残り3回治療できる。それだけだ。力をつけて、それからバイクに乗せて好きなところに連れていく。約束する」と。
夜、2人は楽しげに食事しながら会話。妻ルシールはプレゼントでニーガンにジャケットを渡す。嬉しがるニーガン。そして、2人はいい雰囲気のなかベッドへ。よく朝起きると、水がしたたれ落ちる音が聞こえ、ニーガンは慌てて冷蔵庫へ行く。すると、なんと冷凍庫の温度が上がっており、氷が溶けてしまっている。
ニーガンは慌てて薬を確保するため計画を練るも、妻は「やめて」と言って、話すことがあるという…。
7ヶ月前。(世界がウォーカー化する前)
ニーガンはゲームをして怠慢な生活を送ってる。妻ルシールは病院の送り迎えを頼むも、ニーガンは予定があるといい断る。妻ルシールは病院でMRIの検査結果を聞く。帰り、車に乗り込みニーガンに電話するも出ない。彼と会っているはずの男に電話するも、どうやら会ってないようで、ニーガンが嘘をついたことを知る。
夜、銃を隠し持って自宅の椅子に座るルシール。そこにニーガンが帰ってきて、妻の顔を見て「どうした?」と聞く。ルシールは「ガンを患ってる」と。
– – –
ルシールはニーガンに「ここにいて」と言うも、ニーガンは「いや、俺らは諦めない。乗り越えられる。医者を見つけてきて、必要な数の薬を持って帰ってくる。そして、癌を追い出す」と。
ニーガン「6週間前、俺は道端であさっていたが、思っていたよりも何もなかった。それで、いまここにいる」
フランクリン「君が書いたノートを見つけたよ。娘が倉庫へ君のほしいものがあるかどうか見に行ってくれた」
と、そこに娘が帰ってきて「リストに載ってたもの全てあったよ」と。ニーガンは感謝するも、フランクリンは「俺たちはただ助けたいだけだよ」と。
ニーガンは再度感謝し出発する。しかし、弾のない銃だけしか持っていないことを心配して、娘がバットをくれる…。
男はニーガンを尋問。
「どこで薬をもらったのかを聞いてるんだ」
男は我慢できず、ついにニーガンの頭に銃をつきつける。すると、ニーガンは「地図を持ってきてくれ」と言い、地図上に薬をもらった場所にボールペンで印をつける。続けて、「警備は薄い。男と娘がいる。車の上に警備がいるが、それはおとりだ。他に人がいるかもだけど、銃は持ってない」と。
すると、男は「そこへ行ってもし誰もいなかったら、ここへ戻ってきてお前を殺す」と言う。その後、ニーガンの言った情報は正確で、無事に薬を男から返してもらいバイクに乗って妻のもとへ戻る。(キャンピングカーのなかでは薬をくれた娘たちが襲われている)
自宅に戻ってきたニーガン。しかし、そこにルシールの姿はない。部屋のドアに「こんな風にわたしを置いてけぼりにしないで」と書いてある。
部屋の中に入ると、ウォーカー化したルシールがおり、顔には袋を被っていることから、どうやら自殺したらしい。ニーガンは袋を外して顔を見て悲しむ。その夜、バットに鉄線を巻き付け、部屋にガソリンを巻き、火をつける。ニーガンは部屋を出てバイクに乗って焼けた家をあとにする。
男はニーガンを助けたフランシスを殴り拷問。「あの物資はどこに隠してあるのか言え」と。フランシスは拘束されているものの、椅子のネジを取ろうと必死にバレないようにまわす。
夜、ニーガンがそこに戻ってくる。見張りをバットで撲殺し、さらにやってきた見張りを銃で撃ち殺す。銃声を聞いた男たちは驚き、ひとりは外へ。フランシスはネジを外して縄を解こうとする。すると、窓のガラスが割れた音が聞こえ、男は発砲するも、縄を解いたフランシスに殴られて床に倒れてしまう。
そこに、銃を持ったニーガンが入ってきてバットで男を殴る。ニーガンはフランシスに銃を渡して「娘を見に行け」といい、男を椅子に座らせる。「俺は今晩まで人を殺したことがなかった」と、ニーガンはずっとおしゃべりを始める。
そして、死んだ妻の仕返しとしてニーガンはバットを男に振り下ろす。
(現実に戻る)
草原にいるニーガンは、背後から来たウォーカーをバットで殴って殺す。
バットの先を見ると、折れてしまっており、「君を置いてけぼりにしてごめんよ」という。「俺は臆病だった。俺は君を失う痛みに向き合えなかった。だから逃げた」と暖炉の火の前でバットに話しかけ。「俺はそこにいるべきだった」と。「君のあと、野球バットに名前をつけてしまって悪かった。君が味わってきた痛みすべてに謝るよ」。
「あの世で誰か見つけてくれてることを祈る… 寂しいよ」と言って、ニーガンはバットを暖炉の火のなかに入れお別れをする。
翌朝、アレクサンドリアに突然ニーガンが歩いてやってくる。
マギーは不快な顔を浮かべ、キャロルが出迎える。
ニーガン「Aチームはどこへ行くんだ?」
キャロル「ダリルが見つけた軍隊の基地に食料を探しに行ってる。何か見つけたら、わたしがあなたなの家屋のそばに持って行くよ」
ニーガン「それは必要ないだろう… 俺はあんたが俺のカートを徴用してくれるだろうと期待してここにきた。俺は自分の物資を持って帰れるよ」
キャロル「えぇ、ゲイブリエルに聞いてみる。もしここに滞在するなら、彼女(マギー)があなたを殺すわよ。わたしはあなたの死は望まない。」
ニーガン「わかったよ」
そして、ニーガンはマギーのほうを見つめ、マギーもニーガンのことを見つめ、ニーガンは軽く微笑んでいる…。
シーズン10 第22話の感想

22話を視聴し終えましたので感想を。
今回はニーガンの過去についての話で、「ニーガンがどうやって人を殺すような人間になったのか?」が、妻ルシールの登場とともに描かれていました。ちなみに、妻ルシール役の女優は、ニーガン役を演じる俳優の実際の妻ということで、夫婦共演でしたね♪
これまでほとんどニーガンの過去が描かれることはなかったため、内容的にはとても興味深くおもしろかったと思います。ところが、18話から続いているように、今回もビジュアル的にも展開の早さ的にもものすごく退屈な回になっていたのは間違いないと思います。
ただ、ダラダラした回もこれで終わりで、夏から始まるシーズン11からはどんどん物語は進み、おもしろくなってると思います。(そう願います)
内容の話ですが、まさかニーガンが悪い奴じゃなかったとはびっくりです(笑)
最初から悪い奴なのかと思ってしまいますが、普通にゲームとかやってた怠慢野郎だったとは予想外!にしても、よくもまぁここまで残酷な奴になりましたねぇ〜
過去の振り返りも終わって、妻の名前をつけたバットも燃えて、これで完全に妻ルシールから解放された気がするので、シーズン11からはまた違う一面が見れそうです!最後、マギーに対して不気味な笑みを浮かべていましたけど… あれなんなんでしょうね?
なんだか怖いんですけど^^;
これで退屈なボーナスエピソードが終わりましたから、早くも夏が待ち遠しいです!
– – –
この次はシーズン11に突入します。(放送は2021年夏)
シーズン11の最新情報については、以下の記事にまとめていますので興味のある方はぜひ覗いてみてください。
まとめ
シーズン10 第22話のネタバレ内容と感想を書きました。
「ウォーキング・デッド」を視聴するならHuluが圧倒的におすすめ!過去シーズンも最新シーズンも配信されており、全動画配信サイトのなかでもっともコスパ抜群ですよ。
コメント